
9月13日に開催された茨城県議会福祉・衛生委員会で、井手よしひろ県議は、県の非加熱製剤によるエイズ薬害の実態について、県執行部の姿勢を質した。
その際、井手県議は、厚生省の「非加熱血液凝固因子製剤による非血友病HIV感染に関する調査」を公開し、情報公開の推進と徹底した調査を強く要望した。
以下、その厚生省資料の概要を紹介する。
(第2次報告)
厚生省血液凝固因子製剤による非血友病HIV感染に関する
調査ブロジェクトチーム
調査の趣旨
(1)調査の目的
本調査は、厚生省として、非加熱血液凝固因子製剤による非血友病のHIV感染に関する問題の重要性を踏まえ、平成7年度に行われた調査の方法を再検討して、製剤の投与及び非血友病患者のHIV感染の実態把握の徹底を図るために実施した。
この調査の実施は、非加熱血液凝固因子製剤の使用実態の把握とHIV感染者の早期発見を図り、発症予防及び治療、二次感染の防止に資するとともに、感染者の早期救済につなげるものである。
(2)第2次報告の留意点
今回は、第Ⅸ因子製剤について、第1次報告以降7月25日までの医療機関からの回答、追加報告と、第Ⅷ因子製剤について、7月25日までに医療機関から風いた回答を集計し、第2次報告として公表するものである。
医療機関の協力のもと、現在も保管されているカルテ等の資料に基づいて出来る限りの実態把握を行っていただいており、現在も調査中の医療機関もある。このため、最終的なまとめは、残りの調査結果の回答などが得られた時点で改めて行うこととする。
(3)調査に当たって、医療機関、都道府県・指定都市、関係団体、関係省庁などの協力をいただいたことに重ねて感謝する。
※最終更新日:1996/SEP/15
非加熱製剤によるHIV感染に関する調査の索引
調査の概要:調査対象血液製剤:調査方法と進捗状況:第Ⅸ因子製剤調査結果概要:第Ⅷ因子製剤調査結果概要:投与患者の実態:第Ⅸ因子製剤都道府県別患者実態:第Ⅷ因子製剤都道府県別患者実態
このページは、茨城県議会井手よしひろの公式ホームページのアーカイブ(記録保管庫)の一部です。すでに最終更新から10年以上経過しており、現在の社会状況などと内容が一致しない場合があるかもしれません。その点をご了解下さい。 |