公明党の西田実仁(まこと)幹事長は11月6日、高市首相が就任前の10月に斉藤代表と会談した際、「政治資金収支報告書に不記載のあった議員は内閣に入れない」と明言していたことを参議院代表質問で明らかにしました。
高市首相は、政治資金収支報告書に不記載があった議員(いわゆる裏金議員)を、閣僚には登用されなかったものの、副大臣・政務官として7人起用しています。
西田幹事長は代表質問後の記者会見で、「重い約束だったので判断基準を問いたかった」と述べ、高市首相の「適材適所」との答弁に対しては「判断基準に触れておらず不十分」と不満を示しました。
さらに、連立解消後、参院では初の代表質問となった今回の場で、西田氏は「政治とカネ」の問題をあらためて問い直し、「党首会談時の公明党の立場を議事録に残すことが目的だった」と語りました。

