6月14日午前8時43分ごろ、東北地方で強い地震が発生しました。岩手県奥州市と宮城県栗原市で震度6強を記録し、規模はマグニチュード(M)7.2と推定されています。気象庁は今回の地震を「岩手・宮城内陸地震」と命名。震源地は岩手県内陸南部で震源の深さは約8キロ。北海道から愛知県にかけて広い範囲で揺れを観測しました。
15日午後9時現在、地震による死者は9人、行方不明は13人となり、重軽傷者は200人を超えています。
ここ日立市では、地震発生の約1分後に震度3の揺れを記録しました。我が家では、今回の地震で初めて「緊急地震速報」をテレビで受診しました。NHKテレビ(水戸放送局の地上波デジタル放送)で、緊急地震速報が発表されたのは、地震の初期微動検知の約4秒後でした。緊急地震速報が放送されて、1分近く時間が経過した後、ゆっくりした横揺れが10秒程度続きました。
緊急地震速報システムは、直下型の地震にはあまり効果がないとされていますが、実際の警報が放送されるとその威力は相当なもので、地震の被害をかなり小さくすることが出来るのではないかと実感しました。