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県北芸術祭の次回開催は、県と地元自治体の連携強化がポイント

管理者 2016年11月11日

常陸太田市長への要望
 11月11日午後、井手よしひろ県議と深谷渉常陸太田市議は、大久保太一常陸太田市長に「茨城県北芸術祭の継続開催に関わる要望書」を提出しました。こうした要望活動は、大子町、常陸大宮市についで3市町目です。
 古くから地域の中心地として栄えた常陸太田市では鯨が丘地域を中心に、アーティストが住民と触れ合いながら、歴史や伝統文化、人々の営みに独自の視点を当てた作品が展開されています。
 商店街の建物を鮮やかに彩るピンク色の窓です。「サインズ オブ メモリー2016:鯨ケ丘のピンクの窓」は、原高史さんが「皆さんの言葉を可視化したい」と住民とともに作り上げた作品です。窓に貼られたパネルには、原さんが住民や商店主から聞いた家族やお店の思い出、地域への愛着などをつづった文章と、その思いを表した絵が添えられています。
 「梅津会館」には深沢孝史さんが想像上の自治体「常陸佐竹市」の市役所を展示。豊かな土地の恵みを生かし、長く繁栄した佐竹氏の「つなげていく力」を「佐竹力」と名付け、ゆかりの品々などを展示。佐竹氏の精神性を掘り起こすことで、「発見されているけど、発信されていない」地域の魅力を浮き彫りにしています。
 一方、旧市自然休養村管理センターには、先端技術と県北の自然や伝統技術を融合させたバイオアートが重点的に展示されています。岩崎秀雄+metaPhorestの「aPrayerまだ見ぬつくられしものたちの慰霊」は、微生物や人工細胞を通して、「命とは何か」を問うプロジェクト。この地域で採取した藻が突然の動き出す三原聡一郎さんの「空白のプロジェクト#3? 大宇宙(うちゅう)の片隅」や、BCLの「折り紙ミューテーション」など、興味深い作品が展示されています。
 このほか、水府地区松平休耕地付近にある井上信太さんの「『ART ZOO』:サファリパークプロジェクトin常陸太田」や、竜神大吊橋で公開されているチェ・ジョンファさんの「山海魚LOVE」は、周囲に広がる雄大な景色とともに楽しめる作品です。


 井手県議と深谷市議は、県北芸術祭を3年ごとのトリエンナーレ形式で継続するよう大久保市長に提案。次回開催は、2019年の国体の時期を避けるために2020年にオリンピック文化プログラムの一環すべきと申し入れいました。
 また、常陸太田市は、市民とのコラボが非常にうまく行った地域であり、今回の成功を次回開催に繁栄させるためにも、芸術祭の担当部署や専任の担当者を市役所に配置して、流れを継続させるべきと語りました。
 大久保市長は、「次回開催には地元自治体や住民と県、実行委員会の意志の疎通を図ることが一番大事。そのためには、充分な打ち合わせ、意見交換を積み重ねることが重要です」と強調しました。また、「姉妹交流を行っている大分県臼杵市の“うすき竹宵”のような、市民全体で盛り上げられる芸術性の高いイベントも導入していきたい」と抱負を語りました。(参考:“うすき竹宵のHP”http://www.takeyoi.com/)

<要望事項>

  1. 茨城県北芸術祭を継続的に開催するよう県に求めること。
    • 3年毎に開催するトリエンナーレ形式とすること。
    • 次期開催は茨城国体の開催も鑑み、4年後の2020年とすること。
    • 茨城県北芸術祭2020は東京オリンピック文化プログラムの一貫として開催すること。
  2. 次回の茨城県北芸術祭の開催にあたっては、県・実行委員会との連携を強化すること。
  3. 常陸太田市に専属の部門・職員を配置し、継続的な芸術祭活動を継続すること。地域おこし協力隊などを活用して、地域毎の独自性を活かした活動を行うこと。
  4. 文化・芸術等に携わっている人を中心に、芸術祭への啓発活動を担ってもらうこと。
  5. 県北芸術祭の作品の継続的な展開も地域住民と検討すること。(ピンクの窓、常陸佐竹市、バイオアートの拠点施設設置など)
  6. 若手アーティストの活動拠点や住居の提供などを積極的に行い、芸術家が集うまちづくりを推進すること。
  7. 地域の伝統的なイベントと芸術祭の連携を図ること。
  8. 茨城県北芸術祭2016の経済波及効果などについては、詳細な調査を行い市民への説明責任を果たすこと。
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井手よしひろです。 茨城県の県政情報、 地元のローカルな話題を 発信しています。 6期24年にわたり 茨城県議会議員を務めました。
一般社団法人地方創生戦略研究所
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