私は毎日のように高速道路(常磐道)を利用しています。
写真は、常磐道下り線田野PA(パーキングエリア)で、10月2日に撮影しました。このPAでは、「テロ特別警戒のためゴミ箱を撤去しています」との表示のもとに、今年春頃から、ゴミ箱が置かれていません。
ところが最近、トイレの中や手洗い所にゴミの置き去り行為が目立つようになりました。
これは、全くモラルの問題ではありますが、PAのゴミ箱を撤去することに妥当性はあるのでしょうか。ゴミ箱撤去は、テロ対策との理由を付けていますが、ゴミの回収の経費節減としか、私には思えません。
PAやSA(サービスエリア)を管理している財団法人ハイウェイ交流センターでは、HPで以下のように告知していますが、いつまでこのような状況が続くのか明らかにしていません。
2004.4.23 : ハロースクエア
-「特別警戒」実施のお知らせ -
ハロースクエアのサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)では、ゴールデンウィークから当分の間、お客様に安心してご利用いただけるよう「特別警戒」を実施しております。
その一環として、屋外のごみ箱を一箇所にまとめております。お客様にはご不便をおかけしますが、ご理解、ご協力をお願いいたします。
なお、エリア内で不審物や気がかりなことがございましたら、お近くのインフォメーションまたは売店の係員にお知らせください。
お問い合わせ先
(財)ハイウェイ交流センター
広報・サービス室
電話番号: 03-3511-0086
週明けに、同センターにゴミ箱の設置再開について、問い合わせを行ってみたいと思います。
<リンク>(財)ハイウェイ交流センター
この記事を書くためにネットを検索していたら、おもしろい統計を発見しました。
ハイウェー交流センターの資料を基に、JAFが全国のサービスエリアのゴミの量のトップ5を公表したものです。
常磐道の守谷サービスアが第2位にランクされているのに、驚くと共に納得しました。
順位 | SA名/寸評 | ゴミの量 |
1 | 海老名SA(東名高速) | 592t |
日本の大動脈、東名高速屈指のSA。東京から近い距離にある為、 下りは集合・待ち合わせ、上りは解散や休憩に利用される。 | ||
2 | 守谷SA(常磐道) | 486t |
首都高と東京外環自動車道が交わる三郷JCTに近く、東関東からの行楽客の利用も多い。 海からの帰りに便利なコイン洗車機もある。 | ||
3 | 上里SA(関越道) | 445t |
上信越自動車道と分岐する藤岡JCTを間近に控え、新潟と長野の両方面の利用客を 一手に引き受ける。下りには宅配サービスも。 | ||
4 | 談合坂SA(中央道) | 444t |
東名と並ぶ大幹線ながら、行楽利用が多い中央道。 特に富士五湖方面と分岐する大槻JCTに近い大型SAとあって、いつも賑わう。 | ||
5 | 養老SA(名神高速) | 425t |
岐阜県にあるSA。関ヶ原に近く、特に冬季は積雪渋滞が頻繁になる。 難所越えのドライバー休憩地として利用されている。 | ||
参考:JAF MATE2000年10月号 平成11年度ハイウェー交流センター調べ |