2月7日、任期満了に伴う高萩市長選の投票が行われ、現職の草間吉夫氏(無所属、民主・自民・公明推薦)が、前市長の岩倉幹良氏(無所属)を破り、2期目の当選を果たしました。当日の有権者数は2万6356人。投票率は61.7%でした。井手よしひろ県議ら公明党は、草間候補の1期目の行財政改革や企業誘致、地域活性化への取り組みを評価し推薦を決定し、選挙戦に当たり全面的に支援しました。
草間候補は「高萩を前に進めるのか、後戻りさせるのかを選択する選挙」と訴え、市住宅公社を国の3セク債を活用して清算することやゴミ処分場建設問題に筋道を付けることなどを強く主張しました。
延べ6回にわたり応援に入った井手県議は、「高萩再生のためには徹底した行財政改革と自治体の広域連携が必要。それができる決断力と実行力は、草間候補がずば抜けている」と、支援の拡大を訴えました。
投票結果は、草間候補が1万1096票、岩倉候補が4999票と、倍以上の差を付けて圧勝しました。今後、岩倉市を支持した市議の含めて、市民と一体となった市政運営が強く求められます。
当落 | 得票数 | 候補者名 | 年齢 |
当 | 11,096 | 草間 吉夫 | 43 |
4,999 | 岩倉 幹良 | 68 |
【略歴】市社会福祉協議会長、市観光協会長。当選1回。元東北福祉大講師、松下政経塾卒。東北福祉大院修了。市内安良川在住
【主な公約】1.行財政健全化の継続、2.生涯現役社会の構築、3.次世代を担う「萩っ子」育成