日立市の河原子海岸で、「ひたちサンドアート フェスティバル2010 in 河原子」が開催されます。
サンドアートとは、砂を使った立体的像のこと。砂像(さぞう)、サンドクラフト、サンドアートなどと呼ばれています。「ひたちサンドアートフェスティバル」では、型枠に砂と水を入れ、点圧機で固めた砂の塊をつくり、それを削り出して作成します。招待作家の作品は、高さ4メートルにも及びます。完成したサンドアートの表面は、自然にやさしい専用の定着剤(グルー)でコーティングされ、数週間から一ヶ月位そのままの状態を保つ事ができます。
今回のフェスティバルには高さ4メートルの大型砂像が3基(招待作家:保坂俊彦氏、Peter Busch Jensen氏、Fergus Mulvany氏)。中型砂像(高さ約2m)が10基。当日参加も出来る小型砂像(高さ約1m)も作られます。中型、小型砂像は参加者投票によるコンテストが行われます。
同時開催として、出店村(7月17日10:00~)、花火ショー(7月17日20:00~)、ダンスコンテスト(7月17日10:50~)、ストリートパフォーマンス(Dualis・松本かなこ)、オンステージイベントなどが行われます。
主催は、日立青年会議所を中心とするひたちサンドアートフェスティバル実行員会です。次代を担う青年が、日立の賑わいを作る取り組みとして企画しました。ひたちサンドアートフェスティバルのホームページにには、なぜ、サンドアートに『着目』したのか、その理由が記載されています。
サンドアートは一人で作ろうと思っても完成はありえません、仲間と共に協力し合って夢をかたちにしていきます。砂の塊を削り作成していきますので、一生懸命作っても崩れることもあります…。これは「まちづくり」と同だと思います。熱い想いや夢を持ち、くじけず続けて行くことが大切なのです。「まちづくり」をするのは皆様です、サンドアートを多くの皆様に体験・作成してもらうことで、砂浜の魅力・まちが持つ可能性・価値観の共有をして、秘めた力を集結し、市民が作る「まちづくり」の第一歩にしたいと考えました。
サンドアートの芸術性と若者のまちづくりに掛け情熱を、日立の河原子海岸で是非感じて下さい。お待ちしています。
(写真は7月8日の準備風景、井手よしひろ県議撮影)
参考:「ひたちサンドアートフェスティバル2010in河原子」の公式HP