11月4日開催された「公明党時局講演会」では、その前座で「井手よしひろのホットなタイム」と題して、井手県議へのインタービューが行われました。
その中でも、「県議会議員になる前は、伊勢甚に勤務されていたと聞いていますが、営業の世界から、政治の世界に転身して、一番感じたことは何だったのでしょう?」との質問は、井手県議の政治の原点を語る内容となりました。

この伊勢甚で学んだことは、『すべてがお客様のため』という精神でした。
こんなエピソードがありました。結婚式のお引き物に、誤って値札を貼ったまま配送に出したことがありました。
その内一点が、兵庫県の宝塚市に送られました。私は、そのお詫びに、宝塚まで出張させて欲しいと上司に願い出たら、あっけないほど簡単に、「行ってこい」と送り出されました。
こんな時に先輩の県議に挑戦してみては、と言われました。
「商売はお客様のため」。しかし、政治の現状は「住民のためになっているのか?国民のためになっているのか?政治家の私利私欲のためか、政党や団体や企業のためになっているのではないか」。この現状を何とかしたい、そんな思いで県議選への立候補を決意しました。この気持ちが、政治の世界に飛び込んだキッカケでした。
伊勢甚を退社して16年。この時の思いは生涯、持ち続けていきたいと思います。