日立市では、今回の東日本大震災で被災した住宅や塀などの修繕工事費を助成することになりました。国や県の制度では半壊以上の被害が対象となっており、屋根側の崩落や塀の倒壊、床上浸水による床の修繕など、限定的な被害には救済策がありませんでした。
こうした中、日立市では4億円の予備を原資に、県内では初めて修繕費用の一部を助成しする制度を創設しました。
助成対象(以下の4項目すべてに該当する世帯)
- 日立市に住民登録している方。
- 実際に居住している市内の住宅および住宅の塀の修理。
- 20万円以上の修繕工事。
- 被災者生活再建支援制度による支援を受けられていない方。
対象となる修繕工事
住宅の屋根、瓦、外壁、基礎等及び住宅の塀などの修繕
床上浸水による壁の張替え、床の交換、床下浸水による修繕
助成金額
修繕費用の30%(限度額10万円)、1世帯につき1回のみの申請
申請に必要なもの
- 工事見積書
- 工事予定箇所の写真
- 印鑑
- り災証明書はいりません
被災者支援総合窓口
設置場所:市役所第2駐車場(相談受付本部)、多賀支所、南部支所、豊浦支所、日高支所、西部支所、十王支所
受付時間:午前8時30分~午後5時15分(土・日曜日も受付)
電話050-5528-5035(直通)
支払い手続き
工事が完了後、業者への支払いが済んだ後に、「修繕工事費助成金完了報告書兼請求書」を提出します。必要な添付資料は、1,対象工事の工事代金の領収書の写し、2、対象工事の施工箇所のしゅん工写真、3、助成金の振込先金融機関の通帳の写し、などです。