
ウラン系低レベル放射性廃棄物
屋外貯蔵ピットの概要
屋外貯蔵ピットの概要


貯蔵ピット1概要図面
貯蔵ピット2概要図面
施設の概要
動燃・東海事業所の廃棄物屋外貯蔵ピットは、昭和42年8月以来、不燃性固体廃棄物の保管廃棄施設として原子燃料公社時代におけるウラン製錬等で発生した廃棄物を保管してきており、従来より、内部の点検、ビット内の結露水や雨水による滞留水(以下滞留水)の除去等、管理に努めてきた。
しかしながら、近年、滞留水の増加が著しく、また保管ドラム缶の腐食も顕著になってきた。このため、滞留水の水処理を行うとともに、今後、ビット内の保管廃棄物は、現在、建設を進めているウラン廃棄物処理施設(UWTF)にて、順次処理する計画である。
施設の概要
施設名称:廃棄物屋外貯蔵ピット
使用目的:ウラン製錬等で発生した不燃性固体ウラン廃棄物の保管
適用法令:核燃料物質使用規則
構造:地下ビット方式(ピットNo1・ピットNo2)
鉄筋コンクリート造り、防水モルタル施工、壁厚 約20㎝
天井部はコンクリート覆いで約50cm角の点検口及び通風口を設置
No1ピット 2槽(A,B:1槽寸法 約8mx約8mx約3.2m)
No2ピット 3槽(C,D,E:1槽寸法 約6mX約12mx約4m)
各槽内には滞留水を集水して排水するための集水升を設置。
廃棄物保管量:200リットルドラム缶換算で 約2,000本
建設及び使用開始時期
No1ビット 建 設:昭和42年4月~12月
廃棄物搬入開始:昭和42年8月
No2ビット 建 設:昭和44年6月~昭和45年3月
廃棄物搬入開始:昭和44年8月
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