6月12日、JR常磐線常陸多賀駅前通り(よかっぺ通り)に、空き店舗を利用した高校生たちの店舗がオープンしました。
高校生の就労意欲を高めるとともに、商店街の活性化を目指すために、日立市が今年から始めた「ヤングあきんど事業」の店舗で、「カウッパ」と名付けられました。高校生が商品仕入れから、陳列、管理、販売まで行います。
市の呼びかけに、市立明秀日立高校が名乗りを上げて実現しました。同校商業科3年の生徒30人が自主運営します。商業自習授業の一環として正式な認定が認定されます。
秋ごろから県立日立商業の生徒も加わる計画で、茨城キリスト大の学生も参加を検討しています。
営業は毎週金、土、日曜日の三日間で、古着や雑貨、アクセサリー、駄菓子などを販売します。
店舗は売り場面積60坪の二階建てで、全面ガラス張りの開放的な雰囲気。市は今年度予算に300万円を計上し、月5万円の家賃や光熱費、最初の運転資金(商品仕入れ代金)などは市が補助することになっています。
<リンク>ヤングあきんど「カウッパ」の紹介HP