茨城県や中小企業総合事業団、地元金融機関などが設立した「いばらきベンチャー企業育成ファンド」が、3月から日立市内でケーブルテレビ事業を展開する「JWAY」に出資することを決めました。
2月4日、「いばらきベンチャー企業育成ファンド」を運営しているスカイスターファイナンシャルマネジメント(つくば市:代表取締役山中唯義)は、同ファンド5社目の投資先に、日立市幸町のケーブルテレビ放送会社「JWAY」社(杉本弘社長)を選び、3000万円を投資すると発表しました。
「いばらきベンチャー企業育成ファンド」(正式名称:いばらきベンチャー企業育成投資事業有限責任組合)は、「中小企業等投資事業有限責任組合契約に関する法律」に基づき、茨城県及び中小企業基盤整備機構、茨城県内の金融機関等が組成した官民共同のベンチャー支援ファンドです。設立後7年以内の創業期にある中小企業等へ投資を行い、資金面のみならず、経営、技術について総合的な支援を行なうことになっています。
昨年3月に、井手よしひろ県議らも参加した県議会産業活性化特別委員会などの提案を受け設立され、運営をスカイスターファイナンシャルマネジメントが委託されています。
今回の「JWAY」への出資で、県内5社目の出資となります。これまで出資してきたのはつくば市内のベンチャー企業ばかりでしたが、県北地方の企業への出資は、JWAYが最初になります。
いばらきベンチャーファンドが投資を決定した企業一覧(2005年2月4日現在)
イーストレージネットワークス株式会社
コンピュータのデータ転送能力を飛躍的に向上させる記憶装置の開発・製造
株式会社OscillatedRecallTechnology
半導体の製造事業者向けに配線図の自動設計を行うソフトウエア等の開発・販売
ディナべック株式会社
治療効果及び安全性の高い遺伝子治療を行うことが可能となる高性能ベクター(治療用遺伝子の導入体)の開発・製造
株式会社つくばセミテクノロジー
半導体基盤製造時に環境負荷の低い洗浄装置の開発
株式会社JWAY
ケーブルテレビ会社、平成17年3月、日立市内で開局予定
イーストレージネットワークス株式会社
コンピュータのデータ転送能力を飛躍的に向上させる記憶装置の開発・製造
株式会社OscillatedRecallTechnology
半導体の製造事業者向けに配線図の自動設計を行うソフトウエア等の開発・販売
ディナべック株式会社
治療効果及び安全性の高い遺伝子治療を行うことが可能となる高性能ベクター(治療用遺伝子の導入体)の開発・製造
株式会社つくばセミテクノロジー
半導体基盤製造時に環境負荷の低い洗浄装置の開発
株式会社JWAY
ケーブルテレビ会社、平成17年3月、日立市内で開局予定

