8月30日、太田昭宏国土交通大臣は、「防災フォーラムinひたち」の講演で訪れた日立市内で、日立、高萩、北茨城の3市長と面談し、県北3市の道路整備要望を受けました。これには、公明党の石井啓一政調会(党県本部代表)、井手よしひろ県議も同席しました。
日立市の吉成明市長は、国道6号日立バイパス第2期工事(延長3.0キロ)の早期着工、同じく大和田拡幅(4車線化・延長3.3キロ)の早期完成を訴えました。
小田木真代高萩市長は、高萩市と北茨城市を結ぶ二市連絡幹線(延長3.7キロ)の国補適用の期間延長(復興のための補助金対象になっていますが規定の期間内に工事が完了できない見込みです)を求めました。また、関根・花貫川と有明・高浜海岸の津波対策(堤防整備)の促進も求めました。
北茨城市の豊田稔市長は、国道6号勿来バイパスの新規事業化(茨城県内延長1.7キロ)、北部幹線道路(延長2.0キロ)の早期整備を要望しました。
3市長とも、津波や大規模災害への備えとして、福島と県北臨海部の一体的な復興を進めるためにも重要な道路整備だと語りました。太田国交大臣は、「要望の主旨は良く理解しました。(国交省に)持ち帰って良く検討します」と答えました。