茨城県北芸術祭2016概要説明会<南條総合ディレクター概要説明>
2月15日水戸市内のホテルで開催された「茨城県北芸術祭2016」の概要説明会の模様です。
南條総合ディレクターは、県北芸術祭のねらいや主な開催エリア、他の芸術祭などとの違いなどについて説明しました。
茨城県北芸術祭2016のねらい
- 地域からの革新:近代日本発展の礎となってきた茨城県の歴史に鑑み、新しい科学技術(デジタル技術や合成生物学など)や新しい制作方法(ハッカソンなど)による最先端のアート表現を紹介します。この活動を通して創造性を育成し、地域に根ざした革新の可能性を模索します。
- 自然と対話する作品:特定の自然環境に合わせて作られた視覚的にも印象的な作品が、驚きと感動を誘い、海山双方の豊かな自然の魅力を再認識させます。新しい風景を生みだし、人々が集う場の創出に繋げます。
- 地域と対話する活動:本芸術祭の招聘アーティストのほか、アーカスプロジェクトに参加したアーティストや、大学連携プロジェクトの先生や学生など、国内外の多数のアーティストが地域の方々と交流し、トークやワークショップを展開することにより、アートを通して地域との対話を作り出します。
- 地域産業活性化の試み:茨城県北地域に多数ある伝統工芸や食材などを取扱う地域産業とアーティストが協働し、ユニークな創造性をもって各産業の新たな可能性を開きます。
- 茨城県北地域のブランディング:茨城県北地域の魅力を国内外に発信する機会を創出し、認知度向上と地域の総合的なブランディングを目指します。
主な開催エリア
① 五浦・高萩海浜エリア(茨城県天心記念五浦美術館周辺や高萩市の海浜部)
② 日立駅周辺エリア(JR常磐線日立駅周辺)
③ 奥久慈清流エリア(常陸大宮市の久慈川流域やJR水郡線常陸大子駅前地区)
④ 常陸太田鯨ヶ丘エリア(常陸太田市中心部の街並み)
※ その他の会場でも開催を検討