Skip to content
ひたみち日記

ひたみち日記

井手よしひろが茨城県日立市からローカルな情報を発信中

Primary Menu
  •  ホーム
  • ご挨拶
  • プロフィール
  • 投稿一覧
  • facebook
  • X.com
  • youtube
  • 地創研
  • ご感想・ご意見
動画配信
  • 教育問題

不登校の原因は“先生”、学校と本人とで認識に大きな差

管理者 2017年1月25日

不登校の原因
 昨年(2016年)10月に文部科学省が発表した昨年度の「問題行動調査」で中学校での不登校生徒が約9万8000人に上るなど、不登校は今なお教育現場の大きな課題となっています。当事者を適切にサポートするためには、まず不登校の「理由」を正確に把握することが大切になります。
 内田良・名古屋大学大学院准教授がこのほど発表した分析結果では、不登校理由を巡る認識が学校側と不登校生徒本人で大きく懸け離れていることが浮き彫りになりました。公明新聞2016年12月5日日付けの記事より、内田准教授に分析の内容や必要な施策などを紹介します。

内田良・名古屋大学大学院准教授内田良・名古屋大学大学院准教授:今回の分析を行うきっかけとなったのは、不登校の専門紙を発行するNPO法人・全国不登校新聞社からの「問題行動調査に不登校本人の意向が反映されていないのではないか」との問題提起だ。
 分析では、学校側が回答した2006年度同調査(08年発表)の中学生部分と、06年度当時に中学3年だった不登校生徒が回答した文科省の追跡調査(14年発表)を比較した。このうち不登校の理由として「教職員との関係」を挙げたのは、学校側が回答した調査では、生徒の1.6%。これに対し、生徒本人が回答した調査ではその約16倍に上る26.2%だった。
 不登校生徒が「親」や「友人」を挙げる割合は学校の約1.5~2倍だったことと比べても、認識の食い違いは顕著だ。これだけ差があると、不登校対策に関する学校側での議論が、そもそも実態と懸け離れている可能性があり、非常に深刻な問題だと感じている。


――なぜ認識のずれが起きるのか。
内田:本来、教師は子どもを不登校にさせようと思っているわけではない。しかし、教師が教育上、よいと思う言動によって、結果的に不登校が引き起こされる場合もある。教師の側には悪意がないので、子どもが苦しんでいても自らの対応の「負の側面」に気付いていない恐れがある。

――問題解決には何が必要か。
内田:子どもと教師との相性の問題もあるだろうから、子どもの気持ちをすくい上げられるような教職員の連携が必要だ。もし一人の教師の認識が当の子どもの気持ちとずれていても、別のかたちでその気持ちをすくい上げることができていれば、今回のような分析結果は出なかったかもしれない。
 また、不登校への専門的な対応は、これまで教師が個人的に培った力量に委ねられてきた。しかし、子どもを巡る問題は不登校に限らず多様化しており、教師に全てを期待するのは無理がある。スクールカウンセラーなども含む多彩な専門家が「チーム学校」として先生や子どもを支える体制が必要だ。

――不登校の子どもを支援する上で重要な点は。
内田: 「学校に来させること」を前提にしてはならない。これが鉄則だ。子どもは学校に行けないことに対して既に重圧を感じている。そこに“登校圧力”をかければ、かえって問題解決が長引いてしまう。
 基本的に子どもは学校に行くということを軸にすべきだと思うが、どうしても集団生活になじめない子もいる。だからこそ、不登校になった場合の行き先を用意しておくことが大事だ。フリースクールなど、学校外の居場所が全国どこでも確保されるようなセーフティーネット(安全網)づくりが強く望まれる。

内田良(うちだ・りょう)
2003年に名古屋大学大学院で博士号取得(教育学)。専門は教育社会学。柔道事故、組み体操事故などの「学校リスク」に詳しい。著書に『教育という病』(光文社新書)など。

印刷する 🖨
閲覧数 194

Continue Reading

Previous: 2017年1月24日(火) 晴れ
Next: 2017年1月25日(水) 晴れ

Related Stories

bbc5a7c1-s.jpg
  • 教育問題

デジタル併願制度と倍率格差是正~茨城県から見つめる教育改革の行方~

管理者 2025年4月16日
5c2ba104-s.jpg
  • 動画
  • 教育問題

県議会で山本美和議員が“メタバース教室”の導入を提案

管理者 2025年3月18日
0e562139-s.jpg
  • 教育問題
  • 県議会情報

県議会公明党の村本しゅうじ議員が、CAPプログラム導入を訴え

管理者 2025年3月13日



井手よしひろです。 茨城県の県政情報、 地元のローカルな話題を 発信しています。 6期24年にわたり 茨城県議会議員を務めました。
一般社団法人地方創生戦略研究所
https://y-ide.com
master@y-ide.com

2026年3月
月 火 水 木 金 土 日
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  
« 2月    

最近の投稿

  • ユネスコ無形文化遺産が4基そろう!2026年GWに“日立・神峰神社の大祭礼”
  • 東日本大震災から15年/2011年3月11日のtwitterを振り返る
  • 東日本大震災15年/移動式住宅(ムービングハウス)で大規模災害へ備え!
  • 食卓に漂う違和感――「高市内閣」という言葉が映す日本政治の変化
  • 憲政の常道を逸脱する「国民会議」/問われるその正統性

アーカイブ

カテゴリー

  • 新型コロナウィルス感染症の影響に対する県税の取扱いについて
    2026年3月19日
  • 茨城県の取組「ここがすごい!」(第2次茨城県総合計画~主要指標等実績一覧~)
    2026年3月17日
  • いばらきパートナーシップ宣誓制度を実施しています
    2026年3月10日
  • 通報報奨金制度について
    2026年3月4日
  • 野鳥における高病原性鳥インフルエンザについて
    2026年3月4日
  • 社会保障国民会議参加へ
  • 緊張続くペルシャ湾 日本船舶の安全確保を
  • 【主張】診療科名に「睡眠障害」 受診先の明確化で治療促進に期待
  • 物流・交通事業者守れ
  • 平和国家の歩み壊すな
このホームページ(Blog)へのリンクは自由に行ってください。
文章の引用等も自由です。
ただし、リンクや引用等によって生じた不利益に対して、管理者はその責任を負いかねますので、ご容赦ください。
Copyright © All rights reserved. | MoreNews by AF themes.