Skip to content
ひたみち日記

ひたみち日記

井手よしひろが茨城県日立市からローカルな情報を発信中

Primary Menu
  •  ホーム
  • ご挨拶
  • プロフィール
  • 投稿一覧
  • facebook
  • X.com
  • youtube
  • 地創研
  • ご感想・ご意見
動画配信
  • 国政情報
  • 福祉・医療・介護

薬の副作用情報を国が直接収集“MIDーNET”

管理者 2018年4月9日

副作用のイメージ
 薬の副作用による被害をできる限り抑えたい。厚生労働省は平成30年4月から、医薬品の副作用を迅速に把握するため、医療機関が保有する処方状況や患者の診療に関する情報を収集・解析できる「医療情報データベース」MIDーNET(Medical Information Database Network)の本格運用を開始しました。
 医療情報のデータベース化は、薬害C型肝炎などの被害者が要望を重ねてきたものであり、公明党も実現を訴えてきました。医薬品の安全性向上に貢献するものとして期待されています。
 MIDーNETは、電子カルテや診療報酬明細書から氏名など個人情報を削除したものを、国が医療機関から提供を受けてデータベース化し、薬を投与された患者にどのような症状が出たのか把握する仕組みです。
 この情報を、国はもちろん製薬会社や研究者が調査・解析し、医療機関への迅速な注意喚起に役立てて被害の拡大を防ぐ仕組みです。


副作用
 ここで注目したいのは、国が医療現場から情報を、直接収集できるようにした点です。
 副作用に関する情報はこれまで、医療機関からの報告をもとに主に製薬会社が把握してきました。しかし、患者の症状が疾病によるものか副作用によるものかの判別は難しく、医師が副作用を疑わなければ報告されませんでした。
 過去には製薬会社が報告を怠った事例もあります。製薬会社には、患者の死亡や障がいが副作用によるものと疑われる場合、国への報告が義務付けられています。しかし、2015年には大手製薬会社が5000件以上の重い副作用を報告せず、15日間の業務停止を命じられました。
 厚労省のまとめによると、2015年度に国が受けた医薬品の副作用報告のうち、医師や薬剤師など医療従事者からの報告は6129件だったのに対し、製薬企業からの報告は5万977件。企業からの報告は医薬品の安全対策の要ですが、過去を振り返っても報告漏れは後を絶ちません。
 2015年、ノバルティスに調査を行ったところ、26製品で3264例に上る報告漏れがあったことが判明。2015年3月、副作用報告義務違反としては初めて、業務停止命令(15日間)を受けました。同じ年の11月には57製品5475例の報告漏れが新たに分かり、業務改善命令の処分を受けています。
 こうした教訓から、医療機関や製薬会社の報告だけに依存せず、国が直接情報を収集することになりました。
 既に米国の食品医薬品局(FDA)は約2億人の大規模なデータベースを構築し、服薬による重篤な出血例の掌握などで実績を上げています。
 現在、データベース化に協力するのは全国の23病院で、患者数は400万人に上ります。希少な疾病に関する薬の副作用の解析には、まだ足りないとされています。今後は対象病院の拡大が焦点になります。
 極めて高度な個人情報を扱うだけに運用に関する透明性を可能な限り確保し、国民の信頼を得る努力も不可欠です。
参考:独立行政法人医薬品医療機器総合機構
https://www.pmda.go.jp/safety/info-services/drugs/adr-info/0001.html
参考:MID-NET(Medical Information Database Network)
https://www.pmda.go.jp/safety/mid-net/0001.html

印刷する 🖨
閲覧数 134

Continue Reading

Previous: 2018年4月8日(日) 晴れ一時雨
Next: 2018年4月9日(月) 晴れ

Related Stories

260117yosann_image
  • 国政情報
  • 日々の話題
  • 防災

阪神淡路大震災から31年/事後の復旧よりも、命をすくう『事前防災』への投資を

管理者 2026年1月17日
251230illust02
  • 福祉・医療・介護
  • 高市自民党

個人の尊厳か、家族の象徴か?“選択的夫婦別姓”が後退する日本政治

管理者 2025年12月30日
251226kougaku05
  • 福祉・医療・介護
  • 高市自民党

高額療養費制度は誰のためにあるのか――「負担増」の議論に欠けている視点

管理者 2025年12月26日



井手よしひろです。 茨城県の県政情報、 地元のローカルな話題を 発信しています。 6期24年にわたり 茨城県議会議員を務めました。
一般社団法人地方創生戦略研究所
https://y-ide.com
master@y-ide.com

2026年2月
月 火 水 木 金 土 日
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  
« 1月    

最近の投稿

  • 常総水害と能登地震の教訓を未来へ――新座市議会防災研修会
  • 「私が総理でいいですか?」の問いに払う代償。850億円の選挙が奪う私たちの未来
  • 政治の信頼を揺るがす「錬金術」:高市首相の資金管理団体に浮上した付け替え疑惑
  • 「弱者を生まない社会」の財源論ー減税とベーシックサービスの狭間で
  • 衆院選公示、岡本共同政調会長が「食品の消費税ゼロ」「首相の解散権の制限」を訴える

アーカイブ

カテゴリー

  • 知事定例記者会見(令和8年1月30日)
    2026年1月30日
  • 野鳥における高病原性鳥インフルエンザについて
    2026年1月27日
  • 茨城県の取組「ここがすごい!」(第2次茨城県総合計画~主要指標等実績一覧~)
    2026年1月27日
  • いばらきパートナーシップ宣誓制度を実施しています
    2026年1月15日
  • 救急搬送における選定療養費の徴収開始について
    2026年1月5日
  • 【電子版】激闘する候補を応援
  • 【電子版】若者と平和つくる
  • 党幹部の最近の訴えから
  • 【電子版】中道、衆院選に挑む小選挙区候補
  • 【電子版】中道、衆院選に挑む比例区候補(公明から参加)
このホームページ(Blog)へのリンクは自由に行ってください。
文章の引用等も自由です。
ただし、リンクや引用等によって生じた不利益に対して、管理者はその責任を負いかねますので、ご容赦ください。
Copyright © All rights reserved. | MoreNews by AF themes.