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停電被災地支援/千葉県多古町の避難所に循環型シャワーを設置

管理者 2019年9月16日

循環型シャワー装置

 一般社団法人協働プラットフォーム(代表理事長坂俊成)とWOTA株式会社(代表取締役北川力)、そして茨城県境町(橋本正裕町長)の新たな災害被災地支援プロジェクトに、一般社団法人地方創生戦略研究所(代表理事井手よしひろ)として参加しました。

 9月16日、 台風15号で被災し停電と断水が続いている千葉県多古町の町立中村小学校に循環式シャワーを提供しました。

 循環式シャワーはWOTAが開発したものです。WOTA BOX for Shelterを2セット、プロパンガス式可搬給湯器2セット、発電機を千葉県多古町に無償提供し、停電し断水している被災者に、シャワーを利用していただくプロジェクトです。

 WOTA BOXは最先端のAI水処理技術によって、一度使った水のなんと98%以上が再利用できます。シャワーを浴びると1人あたり40~50Lの水を使いますが、WOTA BOXは100Lの水で100人以上の方にシャワーを届けることができます。


循環型シャワー装置

 AIによる全自動運転によって、安全で清潔な水質を保つのはもちろん、操作ミスや確認ミスを気にせず、誰でも簡単に操作できるよう設計されています。WOTAの担当者は設置や回収には立ち会いますが、通常の運用・メンテナンスは、この機器を全く初めて触れるボランティアでも十分に対応できます。

 RO(逆浸透)膜という特殊なフィルターを採用することにより、石けんやシャンプーもいつも通りご使用できます。災害時のシャワーに最適な5段階のフィルターで、石けんやシャンプーを使った水も、肌に優しい超軟水のシャワーになって戻ってきます。

 さらに、避難所などに設置しやすい工夫も随所に施されています。持ち運べて、組み立てになれれば1基15分程度で設営できるシステムです。災害時のシャワー提供に必要なもの全てが、簡単に使えるように整えられたパッケージになっています。空間の清潔さやプライバシーを重視するとともに、緊急時の持ち運びや保管が簡単な、テント方式を採用しています。室内でも、室外でも使用できます。今回、中村小学校では、利用者の利便性を考えて、体育館の中に設置しました。床に直にビニールシートを敷いただけで、簡単に設置できました。給湯器の燃料は、災害時でも比較的入手がしやすいプロパンガスを使っています。

循環型シャワー装置

 体育館にレンタカーで機材を搬入し、WOTAの担当者2名と協働プラットホームの関係者2名で、一切の準備を2時間で完了。16日午前10:30には、希望者にシャワーを浴びていただくことができました。その後、わずか1時間で5組の方にシャワーを使っていただきました。家族や近所のお年寄りに、シャワーが使えるか下見に来た方も多く、地域住民の大きな期待を実感しました。

 また境町の職員2名が派遣され、受付やメンテナンス、停電が続いているために夜間の自家発電装置(照明)の管理などを行います。

  今後は、お年寄りや障害を持っている方にも、もっと入りやすいようなシャワーテントの改良等が必要かと感じました。
 「あーさっぱりした」、「落ち込んでいた気持ちが元気になった」といった利用者の声を聞くと、県や中核市以上の市には、こうした循環型のシャワーの備蓄も検討すべきと提案します。

参考:WOTAのHP:https://wota.co.jp/

参考:協働プラットフォームのHP:http://www.platform.or.jp/

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井手よしひろです。 茨城県の県政情報、 地元のローカルな話題を 発信しています。 6期24年にわたり 茨城県議会議員を務めました。
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