いばらきブロードバンドネットワーク県内市町村との接続開始
いばらきブロードバンドネットワーク(IBBN)は、県内15箇所のアクセスポイントと全83市町村が光ファイバで結ばれた超高速・大容量の情報通信ネットワークです。県民・企業誰もが便利で廉価に利用できる情報通信サービス環境を実現することにより、情報格差の是正、産業の振興、行政サービスの効率化・高度化を推進します。
IBBNの特徴は、1)国内トップクラスの基幹回線の伝送容量2.4Gbps、2)4リングによるネットワークトポロジーにより、障害発生時の影響箇所の局所化、迂回経路の複数化を図り、ネットワーク全体としての信頼性を確保、3)基幹回線のMPLS-VPNの採用により、専用線と同等の高いセキュリティを確保、4)民間委託による24時間365日の運用・保守体制、5)民間事業者に無料で回線を開放、などが上げられます。
10月1日より、県内全市町村とのネットワークス接続が開始され、本格稼働が始まりました。また、IBBNを利用した県内市町村共通の「スポーツ施設予約システム」も運用が開始されました。
◎民間企業の利用状況
一方、民間事業者の利活用では、インターネット事業者など14社が現在実際に利活用しています。
1.利用承認の状況
| 業 種 | 承認数 | 主な利用目的 |
| インターネット事業者(サービスプロバイダー) | 4社 | ブロードバンドインターネット接続サービス |
| 一般企業・医療器等 | 10社 | 病院間のCT画像送受信、インターネット接続、社内イントラネット構築、eラーニング |
2.具体的な利用例
| 日立製作所水戸総合病院 | 医療機関 | 胸部CT画像を水戸総合病院(ひたちなか市)から日立健康管理センターに伝送することによって、診断に要する時間を短縮している。 |
| 大洋電気産業(株) | 電気機械器具の製造業者 | IBBNを経由してインターネットへ接続することにより、ブロードバンド環境を整備し、阿見町の工場と東京都内の本社、大阪営業所の3拠点間における受注発注情報、生産・資材管理情報、売上情報の送受信を高速化、効率化する。 |
| (株)原宿シカゴ | 中古衣料品輸入販売業者 | IBBNを経由してインターネットへ接続することにより、ブロードバンド環境を整備し、東町の本社・倉庫、配送センターと東京、札幌、福岡にある店舗、北米の拠点(合計9施設)間において、受注発注情報、生産・資材管理情報、売上情報の送受信を高速化、効率化する。 |
衆議院選挨拶回り(市内・十王町)→ IT市民の会打合せ(走行距離66km)
| このページは、茨城県議会井手よしひろの公式ホームページのアーカイブ(記録保管庫)の一部です。すでに最終更新から10年以上経過しており、現在の社会状況などと内容が一致しない場合があるかもしれません。その点をご了解下さい。 |
