今日1月2日も、年賀状が我が家に配達されてきました。テレビニュースなどによると、日本郵政公社が、32年ぶりに、1月2日も年賀状配達を再開したとのことでした。
2日の配達は、職員やアルバイトらの正月休みを確保するために中止されていました。年賀状を大みそか直前に出す利用者が増え、投かん時期が遅くなっていることや、2日にも配達してほしいというニーズが高まっていることを受け、再開することにしたそうです。郵政民営化の議論が本格化する中で、郵政公社として利用者に対するサービス向上が目的です。
考えてみれば、利用客が最も多い時期に店を閉めているような企業は生き残れません。デパートでも、ファミレスでも三賀日営業は当たり前になっています。2日の年賀状配達は、当然の有るべき姿です。
さて、元日に届けられた年賀状を整理して、返礼を返さなくてはならない年賀状を近くの多賀郵便局に投函に行きました。すると、局舎の前で局員が3人、プラカードを持って立っていました。「投函する郵便物をお預かりします」。車が、近づくとプラカードをかざした局員が寄ってきてくれます。持っている郵便袋に入れて、即席のドライブスルー郵便局が出現。とても便利でした。「郵便局もやればできる」と、少し感心しました。郵政民営化、やれるところまでやってみたらと実感しました。
尚、郵政公社の発表によると、平成17年元旦に全国で配達された年賀郵便物は、22億2600万通(国民一人当たり約18通)で、16年元旦に比べ1億3100万通(対前年5.6%)の減少となりました。
区 別 | 平成17年 配達物数 | 平成16年 配達物数 | 対前年比 |
全国 | 22億2600百万通 | 23億5700万通 | 94.4% |
北海道 | 1億2461万通 | 1億3769万通 | 90.5% |
東北 | 1億4715万通 | 1億6169万通 | 91.0% |
関東 | 2億6577万通 | 2億7822万通 | 95.5% |
南関東 | 1億5050万通 | 1億6027万通 | 93.9% |
東京 | 2億3130万通 | 2億3450万通 | 98.6% |
信越 | 7731万通 | 8445万通 | 91.5% |
北陸 | 7614万通 | 8074万通 | 94.3% |
東海 | 2億6851万通 | 2億8777万通 | 93.3% |
近畿 | 4億2549万通 | 4億5194万通 | 94.1% |
中国 | 1億5091万通 | 1億6098万通 | 93.7% |
四国 | 7650万通 | 8146万通 | 93.9% |
九州 | 2億2153万通 | 2億2741万通 | 97.4% |
沖縄 | 1003万通 | 1022万通 | 98.1% |