当たり前のはなしですが、国会議員は日本国民全体の利益のために全力を尽くすのが仕事です。そのために、自分自身の主義主張、政策や実績を、マスコミなどの取材を通して広く有権者に伝える義務があると思います。投開票日も取材お断り・7区中村氏がFAX
朝日新聞(asahi.com:マイタウン茨城2005/09/10)
7区から立候補している元建設相の中村喜四郎氏(56)=無所属=は9月7日、11日の投開票日の取材について古河市の記者クラブに「お断りさせていただきます」などとファクスで回答した。中村氏は11日夜、境町の選挙事務所近くの駐車場にステージを設ける予定で、同記者クラブは6日に、この会場での取材を文書で申し入れていた。
中村氏は、8月30日の公示日夜に同町で開かれた出陣式を始め、1日から選挙区内の各自治体の公民館などで開いている個人演説会の会場前にも「報道関係者立入禁止」と書いた看板を立てるなどして、異例の取材拒否を続けている。この日のファクスでの回答にも取材拒否の理由などについては一切書かれていない。
中村氏は立候補の表明についても、マスコミに一方的にメモを送りつけ、記者からの質問や疑問に対して答える場を否定しています。選挙中の演説会なども取材拒否を続けているようです。そのとどのつまりが、投開票日の取材拒否です。
中村氏は誰のための政治を行おうとしているのか疑問です。自分の地域、後援者や支持者のためだけの政治を目指しているのでしょうか。マスコミへの取材拒否は、国会議員としての使命の自己否定に繋がるのではないでしょうか。
7区の有権者の選択は、あと30時間後に明らかになります。
