日立市においては、住宅火災での逃げ遅れによる死傷者数が全国的に増えていることから、日立市火災予防条例が改正され、住宅用火災警報器が一般住宅にも設置が義務づけられました。
住宅用火災警報機は、新築住宅については6月1日から、既存住宅については平成20年6月1日までに設置が必要となります。
住宅用火災警報器の設置が義務づけられる建物は、専用住宅、店舗併用住宅、共同住宅などが対象となります。設置が必要な場所は、寝室や2階以上に寝室がある場合は寝室と階段となっています。この場合は、煙感知タイプの住宅用火災報知を設置することになります。
日立市消防本部では、家庭用火災警報器の設置義務化を契機に、市場販売価格を超えるような高額価格による販売を行う業者や、違法な訪問販売により売りつける悪徳業者に注意するよう呼びかけています。また、消防署員が一般家庭を訪問し、火災警報器を販売することは一切ありません。
住宅用火災警報器は、消防用施設の点検・設置を行う業者やホームセンター、家電販売店などでも購入できます。国が定めた規格に合致した商品は、日本消防検定協会のNSマークが付いています。販売価格は、1個当たり5000円から1万2000円程度です。
詳しい問い合わせは、日立市消防本部(0294-24-0119)までお願いいたします。
参考:消防法改正!2006年6月1日から火災警報機設置義務(All Aboutより)