06年12月31日、厚生労働省の人口動態統計の年間推計が発表され、06年に国内で生まれた日本人の赤ちゃんは、前年比2万3000人増の推計108万6000人で、2000年以来6年ぶりに増加に転じたことがわかりました。
05年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に生む子供数の推定値)は、過去最低の1.26となりましたが、06年はいくぶん上昇する見通しとなりました。
06年の出生数は、2~8月に7カ月連続で前年同月より増加し、年間を通じて前年を上回る見通しです。
この傾向を確かなものにするためにも、少子化対策、子育て支援の充実が望まれます。結婚支援や就業のあり方など社会構造の見直しも迫られています。
新年にあたり、うれしいニュースに接し、決意を新たにしています。
参考:平成18年厚生労働省人口動態統計(2007/1/1upload)