6月3日、境町の野村康雄町長は、町内の女子中学生を対象に子宮頸(けい)がん予防のためワクチン接種を無料で行うと明らかにしました。野村町長は、3日の町議会本会議で無料接種の方針を示し「子育て支援の一環として、年度内実施を目指したい」と語りました。無料接種は、大子町、潮来市に続き県内3番目となります。
助成総額は約1200万円の見込みで、今年度は、女子中学生364人のうち2、3年生を優先し、保護者から同意を得た生徒に対し、子宮頸がんワクチンを接種します。
公明党の田山文雄町議会議員は、今年3月の定例町議会の一般質問で、野村町長に子宮頸がんワクチンの無償接種実現を強く求めていました。