1月30日、参議院本会議が開かれ、野田佳彦首相の施政方針演説などに対する各党代表質問を行いました。
公明党の山口那津男代表は、マニフェスト(政権公約)総崩れの民主党政権-には「もはや正当性はない」と批判。
社会保障と税の一体改革素案について、山口代表は「年金の一元化と全額消費税で賄う最低保障年金月額7万円との主張はもう10年越しの(民主党の)金看板ではないか」と追-及。新年金制度で必要となる財源の公表を先送りしようとする同党の姿勢を批判しました。
山口代表が「堂々と全体像を示して協議できる環境を整えていただきたい」とあらためて求めたのに対し、野田首相は「法案提出に向け党内で検討していく。検討内容についてど-のように整理するか、党が判断した上で取り扱う」と述べるに止まりました。