「アメリカ式の防災教育」がさまざまな地域で注目を浴びています。
現在、日本の学校教育で行われている避難訓練は、集団で行動し避難することを目的として行われています。集団行動に重点を置く日本にとって、この避難訓練の形は適切なものであるはずです。しかし、子供が家に独りでいる時に火災に遭遇した場合、果たして速やかに避難行動を取ることが出来るのでしょうか。
そこで着目したのが、アメリカ式の防災教育です。「Stop Drop and Roll」自分の体に火が燃え移ったら、その場で止まって、倒れて、転がれという意味です。アメリカの子供達はこの行動を防災教育のプログラムとして行っており、実際に自分の体に火が点いたときの対処法を体で覚えているのです。
「Great Escape」というプログラムは「このドアは熱いから違うルートを選択しよう」、「消防士に自分の存在を知らせるために壁や床を叩こう」などといった災害時における逃げ方や行動パターンを、幼少のころから学んでいます。
まさに、アメリカ式の防災教育は個人の防災力を高めようというプログラムに他なりません。
歩数【4500】歩・移動距離【95】km