常陸太田市・募集期限を9月15日まで延長
日立電鉄線の存廃問題で、日立電鉄から事業を継承する鉄道事業者を、公募していた常陸太田市は、8月31日までとしていた募集期限を、9月15日まで延長しました。
常陸太田市によると、県外(本州)の民間鉄道会社から募集内容について、期限最終日の8月31日、行政から支援などについての問い合わせがありました。
事業者募集を、ホームページに掲載した後、市民から存続や利用促進に関する提案が電話やメールは、11件寄せられたとのことです。31日には、関東地方以外の民鉄1社から募集内容について電話で問い合わせがありました。この事業者は公的支援について、具体的に説明を求めました。
常陸太田市は、地元新聞社の取材に「問い合わせであり、事業を継続したいと名乗り出たわけではない」としています。条件がそろえば協議を進める考えと報道されています。
具体的な問い合わせの内容が明らかにされていませんが、日立電鉄の事業継承に繋がれば、大変喜ばしいことです。
しかし、井手よしひろ県議が、日立市並びに県に照会したところ、具体的な説明は常陸太田市からはないとのことでした。先の「日立電鉄を肩代わりする鉄道事業者を公募」でも主張したとおり、日立電鉄、日立市、常陸太田市、県が四つに組んでしっかりとした話し合いをすることが何より大切だと思うのですが。
井出さんが桜川駅で、朝早く道路の写真を撮っていた姿を見ました。声はかけませんでしたが、ご苦労様です。でも、バス路線の事前調査や踏切撤去のための調べだったら、日立電鉄それ自体を残すことに、もっとガンバッてください。
NHKのご近所の底力で、私鉄を存続させた話が放送されるようです。私たちもみて、勉強します。まだ、あきらめるのは早いです。(^_^)v
最初に新聞でチン電を引き受けてくれる会社があったと報道されて時は、バンザイしたい気持ちでした。
が、ほかの新聞や井出県会のホームページをみると、裏切られて感じがします。
常陸太田市はかっこつけてますが、実は何もやっていないように思うのです。
あんな中途半端なホームページで、手を挙げる会社があるとは思えません。
9月から市議会が始まりますが、市長が態度を明確にしたくないものだから、9月15日まで募集を延長しますといって、お茶を濁しているのではないでしょうか。
市長も議会も、日立市や茨城県をもっと説得して、一丸となって誘致を行わなくては、ダメだと思います。