7月29日、笠間市福田に建設が進められていたエコフロンティア笠間の開業記念式典が開催されました。
この施設は、循環型社会の拠点施設として、笠間市民の生活ゴミを処分する熔融処理施設や県の外郭団体が管理する最終処分場などから構成されます。
廃棄物の処理に関しては、排出量を抑制することが一番大切なことですが、どうしてもその量をゼロにすることは非常に難しいことも事実です。そこで、県などの公共機関が施設の建設や運営に責任を持って関与することが重要になります。
こうした背景をもって誕生したのがエコフロンティア笠間です。
●主要施設の規模
管理型 最終処分場 (産廃・一廃) | 埋立面積 | 約9.8ha |
埋立量 | 約240万立方m3 | |
浸出水処理施設 | 150立方m3 | |
溶融処理施設 | 処理能力 | 約145トン/日(2炉) |
運転方式 | 24時間連続運転 |

こした背景を重視し、今後の処理施設管理には細心の注意が必要です。さらに、施設の開放や情報公開の徹底など開かれた施設運営が大切になります。
テレビで富士見湖の様子をみて、笠間市や県のやりかたに憤慨しました
しかし、その後この湖が石切場に水が溜まってできたことを知りました。
マスコミは単なる話題性だけを追うのではなく、その背景を伝えてほしいと思います。