3月22日、旭町の海岸の保全を求める地域住民(中小路学区コミュニティ推進会旭町支部)は代表が県庁を訪ね、三浦土木部長に要望書を提出しました。これには、井手よしひろ県議の呼びかけで日立市選出の5県議も同席しました。
旭町の海岸は、昨年(06年)秋、国道6号日立バイパスの工事が概成したため、工事用道路並びに仮設護岸が撤去され、外洋の波浪が直接海岸に押し寄せるようになりました。特に、昨年10月の低気圧接近時には、海岸に近接する家屋の屋根まで越波するなど深刻な被害をもたらしまし、この2月末には、数日間大きなうねりが続き、重さ数キロの石が庭先まで打ち上げられています。さらに、護岸上の管理道路は、越波のため通行不能となり、地域住民の生活に深刻な影響を与えています。
こうした状況の中、地域の住民は緊急の対策を求めて、1087名に上る署名を集め、今日の要望活動に至りました。
舘野清道市議も県土木部に要望書提出
22日午後、舘野清道日立市議も県に対して、旭町海岸の保全を求める要望書を提出しました。舘野市議は、井手県議とともに県土木部次長を訪ね、住民の生活を守るためにテトラポットの投入などによる対策を一刻も早く実施するよう強く訴えました。