ゴールデンウィーク明けの5月7日、井手よしひろ県議は県高萩土木事務所を訪れ、同事務所の幹部職員より平成19年度の事業箇所付けについて、具体的な内容聴取および意見交換を行いました。
高萩土木事務所は、日立市、高萩市、北茨城市の3市を所管する県土木部の出先機関で、道路整備・維持管理、河川や海岸整備・保全、急傾斜地の改修など身近な土木事業を受け持っています。19年度の事業規模は34億8600万円(国補事業25億2500万円、県単事業9億6100万円)で、昨年比87.9%の厳しい予算組となっています。今後、若干の県単事業積み増しも予定されていますが、ここ10年で予算規模では半分以下に縮小されました。
今年度の高萩土木管内の主要事業は、日立山側道路(県道日立笠間線)の整備です。平成7年の事業着手以来12年が経過し、来年春には塙山団地の山側まで完成する見込みです。県道と塙山団地内を結ぶ工事用アクセス道路が既に整備されており、この道路を活用した暫定供用が望まれています。沿道の住民の皆様のご理解をいただきながら、60億円もの巨費が投入されている道路を、一刻も早く活用する方途を検討すべきだと思います。
その他、井手県議が強く要望していた①瀬上川の暫定かさ上げ工事、②大沼川の暫定河川改修、③旭町1丁目の海岸護岸工事、④会瀬海岸の急傾斜地対策、⑤上田沢団地南側の風害対策、⑥田尻が丘病院入り口の街路灯設置、⑦中深荻地区への街路灯設置などに予算措置が講じられることになりました。
(写真上:高萩土木事務所で平成19年度事業内容の説明を聞く井手県議、写真下:地元住民要望で完成した十王川の魚道)