温泉の無料スタンドが東滑川にオープン

　９月５日、東滑川海浜緑地に「日立滑川温泉スタンド」がオープンしました。温泉水を自由に持ち帰り、家庭で楽しむことが出来ます。

場所	日立市東滑川町５丁目地内（東滑川海浜緑地の南端）
使用時間	２４時間 （温泉井施設の点検清掃などによる配湯を休止する期間を除く）
使用方法	原温泉水は１０倍以上に薄めて使用してください （そのまま使用すると風呂釜や配管の故障の原因になることがあります）
成　分	泉質＝ナトリウム硫酸塩泉、泉温＝３１度、涌水量＝毎分２７０リットル
効　能	神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進、動脈硬化症、きりきず、やけど、慢性皮膚病、
注意事項	急性疾患、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血の病中・病後のかた、その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中のかたは使用出来ませんので、ご注意ください。 使用するときは、持ち帰り用のポリタンクなどをご持参ください。 この温泉水は、飲めません。 タオルなどに温泉の色がつく可能性がありますので、ご注意ください 駐車スペースが狭いので、ご了承ください

温泉水を無料で　日立
読売新聞（2007/9/6付け）
　日立市の東滑川海浜緑地に無料の温泉スタンドが９月５日、お目見えした。市が市民の健康増進に役立てようと設置した。持参した容器に温泉水を入れて持ち帰り、家庭の風呂で温泉気分を楽しむことができる。日立バイパス滑川浜交差点そばで、２４時間利用可能。県内では１１番目の温泉スタンドだが、市によると、無料は珍しいという。温泉水は、地下１５００メートルから毎分２７０リットルわき出て、温度は３１度。成分は、ナトリウム一硫酸塩で、神経痛、筋肉痛、うちみ、慢性消化器病、冷え症などに効能があるという。ただ、そのまま利用すると、風呂釜や配管の故障の原因になるので、利用する時は１０倍以上に薄めて使用する。
　初日は、２０組以上の市民が利用し、「体が不自由で外出もままならない祖母に温泉気分を味わわせたい」「里帰りするので、日立の土産として持参したい」などと話していた。
　市は民間活力利用事業として、東滑川海浜緑地に温泉水を利用した診療所、スポーツジムを誘致した。まだ、湧出量に余裕があるため、無料提供することにした。