井手よしひろ県議、参院選のポイントを語る

国民を裏切る、突然の「消費税１０％」公約、増税で借金を穴埋めする政権は退場せよ！
　菅首相は「消費税を１０％」に引き上げると突如、言い出しました。「１０兆円や２０兆円の財源は出る」「消費税増税は４年間必要なし」と公約しておきながら、国債（借金）を大量に出して、バラマキ予算を組んだ末の消費税発言。「揚げ句の果ては消費税増税かよ」と国民は怒り心頭。国民だましの、ふざけた話です。
　今は経済に力を入れるべき時。増税したら、経済が落ち込むことすら分からない“経済音痴”なのでしょうか。国民が「仕事がない」と苦しむ中で、平均的な４人家族世帯で年間１６.５万円の負担増を持ち出すのは、庶民感覚がない証拠です。
　財政再建はもちろん大事です。しかし、政府の借金の穴埋めを国民に押しつけるのは、とんでもない筋違いです。消費税増税を財政再建のためとか、社会保障のためとかブレまくる菅政権に、レッドカード（退場）を突き付けようではありませんか。

「声の届く政治」ができるのは公明だけです
　民主党政権は国民の声の届く政治をしているでしょうか。マニフェストの目玉であったガソリン税暫定税率の廃止、高速道路料金の無料化などどれも実現できず、裏切りの連続です。宮崎の口蹄疫問題でも、公明党にはすぐに現場の声が届き、国会議員と地方議員が直ちに調査。党独自の特別措置法を提案した2日後に法律が成立しました。本来なら与党である民主党が主導すべきなのに、民主党政権には国民の声が届かないのが実態です。
　本当に国民の声の届く政治ができるのは公明党だけです。全国3000人を超える議員ネットワークがあり、その3割が生活現場に敏感な女性議員だからです。このチーム力と女性力を発揮して、子宮頸がんの予防ワクチンを承認させ、検診無料クーポンも実現しました。公明党が参院選で勝利すれば日本の政治が「声の届く政治」に変わります。
「政治とカネ」で菅政権の“逃げ得”は許さない！
民主党は「クリーンな政治をやる」と言いますが、冗談ではありません。前政権のツートップが起こした「政治とカネ」の問題は未解決のまま。「小沢隠し」をしただけではありませんか。
菅政権になって発覚した、荒井聰国家戦略担当相の事務所費問題も納得のいく説明はなし。「臭いものにフタ」の体質はそのまま受け継がれています。疑惑から逃げて、逃げまくる菅政権の“逃げ得”は絶対許しません。
公明党は「秘書がやった」の言い逃れを許さないため、政治家の監督責任を強化する政治資金規正法改正案を国会に提出しました。「クリーンな政治」を言うなら、菅首相は公明案を丸のみすべきですが、民主党は全くやる気がありません。「クリーンな政治」実現へ、今こそ公明党の出番です。
○井手よしひろ県議の企業・団体の朝礼などでの挨拶を取りまとめたものです。