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ひたみち日記

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井手よしひろが茨城県日立市からローカルな情報を発信中

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茨城県の新たな観光振興計画について質疑

管理者 2017年10月20日

いばらきのイメージ
 10月18日、茨城県議会防災環境商工委員会が開かれ、井手よしひろ県議は茨城県の観光振興について、担当者に質問しました。
 茨城県が今年(2017年)8月に発表した、2016年の県内観光客動態調査によると、2016年1年間の入り込み客数は、6180万9千人で前年に比べて476万9千人増、8.4%の増加率なりました。増加は5年連続。国営ひたち海浜公園や筑波山など観光名所への人出が堅調に推移したほか、昨年初めて開催した茨城県北芸術祭や新たな道の駅開設効果もあり入り込み客の増加につながったとみられています。
 地域別では、震災前年の平成22年との比較で、県北臨海部が104%と初めて100を超えました。県北山間部は、173%と県北芸術祭、道の駅効果が顕著となりました。県西地区も182%と道の駅効果があるとみられます。
 市町村別では、大洗町の454万5千人が最も多く、アクアワールド県大洗水族館や海水浴場、商業施設の集客が堅調で5年連続でトップとなりました。次いで、市内イベントが盛況だった水戸市が373万7千人、つくば市369万6千人、ひたちなか市の362万3千人、笠間市361万2千人などとなっています。
 県外観光客の都県別では、千葉(703万人)、東京(546万人)、埼玉(487万人)、栃木(375万人)、福島(189万人)の順に多く、関東各都県の比率は全体の39.8%を占めています。
 外国人の観光客推計人数は、前年から2万4千人増えて25万9千人で、これも5年連続増加した。このうち茨城空港からの入国者は6万7千人だした。国内外に向けた情報発信や、旅行博や観光プロモーションによるPR活動など県内への誘客施策が徐々に浸透してきたと分析されています。
 観光の目的別では、行祭事・イベントが23.4%、歴史・文化が17.2%、スポーツ・レクリエーションが17.1%、買い物や食事など都市観光が13.2%でした。
 観光客の消費額は、前年比1.3%増の総額2730億7100万円。1人当たりの平均消費額は宿泊客が2万4665円と前年を上回わりました。一方、日帰り客は3921円と前年を下回わりました。利用した交通機関は自家用車が88.4%で、茨城県の観光客の大きな特徴となっています。
 茨城に観光で訪れた人のうち、非常に満足が50.5%、やや満足36.6%となり、全体で87.1%の方が好印象を持っています。


 井手県議は、こうした現状を踏まえて、大井川和彦新知事が10月3日の議会冒頭の施政方針演説で、「”新茨城リゾート構想”を策定したいと考えております。新たな観光資源の創造、例えば古民家を活用した若手芸術家の誘致や、農家民泊、里山リゾートなど、本県の新たな魅力づくりを進めてまいります。
国際クルーズ船の誘致や、茨城空港の新規路線誘致、国際交流の活性化を推進することにより、新たな観光創生を目指します」と発言したことを踏まえ、茨城の観光政策の再検討を訴えました。
 大井川新知事は、同時に県総合計画の見直しを表明しています。特に、観光分野では平成32年度までの数値目標がすでに28年度までにほぼ達成されています。
 具体的には、入り込み客数延べ6200万人(28年度実績:6180万9千人)、観光満足度50%(28年度実績:非常に満足が50.5%)などとなっています。
 井手県議は、目標値を上回ったことは評価するものの、その目標自体が適切なものであったどうかが疑問と指摘しました。
 茨城県への観光目的が、行祭事・イベントが23.4%、スポーツ・レクリエーション17.1%などとイベント性が高いのが特徴です。また、最近顕著な入り込み客の増加を見ている要因が、道の駅の来場者によっていることも、今回の質疑で明らかになりました。いわゆる温泉や食事などの宿泊型の観光が少ないということです。
 このような状況では、観光客が増加し、観光地での消費額が増えたとしても、地域経済が活性化するとは限りません。観光客から宿泊施設や食事、土産物などの事業者への一次消費が増えても、そのお金が事業者から地域外に流出してしまえば、地域内で経済循環が生まれないからです。
 例えば、ホテルに宿泊費が支払われても、他地域から食材を仕入れ、隣町からスタッフを雇っていれば、宿泊費原価の多くは地域外へ流出し、地元にもたらされる経済効果は非常に限られてしまいます。
 茨城を観光で元気するのためには、地域経済を活性化することが必要です。そのためには、地域内のあらゆる資源を活用して「域内調達率」を引き上げ、地域の経済循環を高めることが重要です。地元の食材に徹底的にこだわり、地元の人材や仕入れ業者を活用するほど域内調達率が上昇し、旅行者から事業者への一次消費だけでなく、事業者から地域への二次、三次の需要が生まれます。このように一次消費がさらなる需要を喚起し、それに応じて様々なものが生産されていくのが「波及効果」であり、本当の意味での観光による地域振興です。
 こうした視点での”新茨城リゾート構想策定”や”茨城県総合計画の見直し”が必要です。

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井手よしひろです。 茨城県の県政情報、 地元のローカルな話題を 発信しています。 6期24年にわたり 茨城県議会議員を務めました。
一般社団法人地方創生戦略研究所
https://y-ide.com
master@y-ide.com

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