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画像流出・金銭の恐喝・売春強要など中高生のSNS被害をどう防ぐか

管理者 2017年12月13日

■上半期で900人超
 神奈川県座間市で男女9人の遺体が発見された事件では、容疑者がツイッターを通じて女子高生を含む被害者を誘い出したとされています。SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を悪用した中高生への被害を防ぐためには、どうすればいいのか。利用状況や被害事例、注意点などを再確認してみたいと思います。

資料2
 「ツイッターのアカウント? 私は8つあるよ」。当たり前のように最近の女子高生は語ります。彼女のように複数のアカウントを持つユーザーは若い世代で多く、アカウントごとに使い分けています。学校や友達とやりとりする「本アカ=本アカウント」、特に仲のいい友達だけで本音を言い合う「裏アカ」、共通の趣味を話題にする「趣味アカ」などがあります。
 本アカや裏アカの相手は顔の見える関係ですが、趣味アカでは見ず知らずの人が多い特徴があります。しかもアカウントを匿名で開設できるため、相手が性別や年齢を偽っていることもあります。そのため近年では、ツイッターを通じて事件に巻き込まれるケースが多くなっています。
 子どものネットトラブルなどに対応する「全国webカウンセリング協議会」には連日、相談が寄せられており、中には極めて悪質なものもあります。
 例えば、女子中学生がツイッターで知り合った相手を同学年の女性だと思い込み、悩みを相談。やりとりを続けるうちに裸の胸の画像が届き、「そっちも送って」と頼まれ自分の胸の画像を送ると、実は相手が男性だったということもありました。
 また、女子高生がLINEで親密になった男性に、高校で禁止されているアルバイトに従事していることをとがめられ、「ばらされたくないなら」と下着姿や裸の写真を送ってしまった事例もありました。このほか、裸の画像を送った相手から金銭を恐喝されたり、売春を強要されたケースも少なからずあります。
 10代に最も人気があるSNSは、ツイッターとLINEです。総務省・情報通信政策研究所の2016年調査によると、ツイッターは61.4%、LINEは79.3%が利用しています。
 こうしたSNSの普及に伴い、犯罪件数も増えています。警察庁によると、SNSに起因する18歳未満の犯罪被害者は、16年は1736人に上り、調査を始めた08年以降で最高を更新しました。また、今年上半期だけでも919人が被害に遭っており、このうちツイッターを通じて加害者と知り合うケースが最多で、36%(327人)を占めました。


資料1
 さらに、被害者が容疑者と直接会った理由を分析したところ、金品目的の援助交際関連が38.7%と最も多かった一方で、「優しかった・相談にのってくれた」が26.8%と続きます【グラフ参照】。相手の相談にのるふりをして言葉巧みに近づき、犯罪に巻き込んでいるとみられます。
平成29年上半期におけるコミュニティサイト等に起因する事犯の現状と対策について(2017/10/19警察庁)
http://www.npa.go.jp/cyber/statics/h29/H29kami_comunity.pdf
http://www.npa.go.jp/cyber/statics/h29/H29_siryou.pdf

■利用時間や面会のあり方など親子でルール作りを/事例で危険性学ぼう
 被害を防ぐには、親子でSNSのリスク(危険性)をよく話し合うことが効果的です。その際、新聞やテレビで報じられた事件などが身近な題材となります。また、総務省がホームページで「インターネットトラブル事例集」を公開し、注意すべき点をイラスト入りで分かりやすく紹介しています。
 その上で、総務省は「親子で一緒にSNS利用のルールを作ってもらいたい」と呼び掛けています。例えば、(1)利用時間(2)料金(3)面識のない人と会わない(4)人を中傷する書き込みはしない―などです。
 全国webカウンセリング協議会の安川雅史理事長は、家庭でのルール作りの重要性を強調した上で、「ただ子どもを制限するばかりでは、問題が起きたときに親に内緒にする恐れもある。最も大切なのは、子どもが悩みや本音を打ち明けられる環境づくりだ」として、地域や家庭で温かい人間関係を築けるよう親の努力を求めています。
総務省:インターネットトラブル事例集ダウンロードページ
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/kyouiku_joho-ka/jireishu.html

■政府、今月中旬に再発防止策
 一方、政府は座間市での事件を受け、電話だけでなくSNSでも悩みを相談できる仕組みづくりなどの再発防止策を検討しています。有識者の意見を踏まえ、12月中旬に対策をまとめる方針です。また、ツイッター社は「自殺や自傷行為の助長や扇動を禁じる」とのルールを追加し、違反があれば投稿を削除するなどの措置を取るという方針を発表しています。

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井手よしひろです。 茨城県の県政情報、 地元のローカルな話題を 発信しています。 6期24年にわたり 茨城県議会議員を務めました。
一般社団法人地方創生戦略研究所
https://y-ide.com
master@y-ide.com

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