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「ある町の高い煙突(日立の大煙突)」を“日本遺産”登録へ

管理者 2018年6月22日

ある町の高い煙突(日本鉱業の大煙突)
 映画「ある町の高い煙突」は、地元企業や茨城県、日立市などの自治体、広く一般市民や中小企業、団体の皆様の広範なご支援をいただき、制作が順調に進んでいます。5月6日にクランクインし、日立市、高萩市、北茨城市、常陸太田市、常陸大宮市、大子町など茨城県北地域、遠く栃木県や山形県まで足を延ばしフルロケーションで撮影が行われました。6月3日に無事にクランクアップしました。
 現在、鋭意編集作業業が行われており、秋には完成を見込んでいます。東京国際映画祭などメジャーな映画祭に出品し、来年春の全国ロードショーを目指しています。
 井手よしひろ県議ら、茨城県議会公明党は、こうした映画制作を支援することによって、地域の魅力をそこに住む住民が再確認し、その魅力を全国に発信することで、地方創生につながると考えています。


日立風流物
 映画「ある町の高い煙突」の制作をきっかけに、日立市の産業遺産や日立風流物などのような伝統的な催し、さらに、桜の花そのものによる町おこしなどを総合的なストーリーとして、「日本遺産」登録を目指すことを提案したいと思います。
 「日本遺産(Japan Heritage)」とは、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産」として文化庁が認定するものです。
 ストーリーを語る上で欠かせない魅力溢れる有形や無形の様々な文化財群を、地域が主体となって総合的に整備・活用し、国内だけでなく海外へも戦略的に発信していくことにより、地域の活性化を図ることを目的としています。
 この「日本遺産」の発想は、映画「ある町の高い煙突」を応援する多くの市民が目指したものと、全く同じものです。
 逆に言えば、映画(原作である新田次郎の小説「ある町の高い煙突」)をストーリーのど真ん中に据えた、全国初の「日本遺産」登録になるのではないでしょうと考えています。

 ここで、文化庁のホームページから、日本遺産の定義を引用します。
 我が国の文化財や伝統文化を通じた地域の活性化を図るためには、 その歴史的経緯や、 地域の風土に根ざした世代を超えて受け継がれている伝承、 風習などを踏まえたストーリーの下に有形・無形の文化財をパッケージ化し、 これらの活用を図る中で、 情報発信や人材育成・伝承, 環境整備などの取組を効果的に進めていくことが必要です。
 文化庁では、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として認定し、ストーリーを語る上で不可欠な魅力ある有形・無形の様々な文化財群を総合的に活用する取組を支援します。
 世界遺産登録や文化財指定は、いずれも登録・指定される文化財(文化遺産)の価値付けを行い、保護を担保することを目的とするものです。一方で日本遺産は、 既存の文化財の価値付けや保全のための新たな規制を図ることを目的としたものではなく、地域に点在する遺産を「面」として活用し、発信することで, 地域活性化を図ることを目的としている点に違いがあります。
日本遺産事業の方向性
日本遺産事業の方向性は次の3つに集約されます。
1、地域に点在する文化財の把握とストーリーによるパッケージ化
2、地域全体としての一体的な整備・活用
3、国内外への積極的かつ戦略的・効果的な発信

共楽館
 この「日本遺産」に認定されると, 認定された当該地域の認知度が高まるとともに、今後、日本遺産を通じた様々な取組を行うことにより、地域住民のアイデンティティの再確認や地域のブランド化等にも貢献し、ひいては地方創生に大いに資するものとなります。
 日本遺産の事例として文化庁は「防御拠点や統治の象徴としての機能を持った近世日本の城郭建築群」や「日本各地に造られた大規模な大名庭園」を挙げており、これを「ネットワーク(シリアル=複数自治体横断)型」と呼んでいます。例えば、水戸弘道館は、近世日本の教育遺産群として日本遺産に登録されました。
 一方、「屋台祭礼の場として守られてきた数百年前の町並み」や「過酷な自然環境と共存するための建築物等の生活環境と祭礼等の文化環境」などを挙げこれを「地域型」とし、二つのタイプを想定しています。
 文化庁は、オリンピックイヤーである2020年までに、全国100カ所程度の日本遺産の認定を進める計画です。「ある町の高い煙突」をテーマに地域型日本遺産の認定を目指していきたいと提案します。

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井手よしひろです。 茨城県の県政情報、 地元のローカルな話題を 発信しています。 6期24年にわたり 茨城県議会議員を務めました。
一般社団法人地方創生戦略研究所
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