2019年9月5日、茨城県議会代表質問が行われ、公明党を代表して八島功男議員が登壇しました。八島県議は、持続可能な開発目標SDGsの目指す「誰一人取り残さない」社会を目指し、性的マイノリティーの人権尊重や男女共同参画社会の進展を目指して、SOGIハラスメント対策と選択的夫婦別氏制度について、大井川知事の考え方を質しました。
「SOGI」とは、多様な性のあり方を表す言葉で、好きになる人の性別(Sexual Orientation)と自分の性別の認識(Gender Identity)の英語の頭文字をとった言葉です。
「LGBT」が性的マイノリティの総称であるのに対し、SOGIは性的指向や性自認という、『誰もが持っている特性』を表す言葉になります。
SOGIハラスメントの具体例
①差別的な言動・嘲笑・呼称
「モホって気持ち悪い」「レズなんて信じられない」「日本男児が恥ずかしい」
②いじめ・無視・暴力
「僕らもゲイだと思われた嫌なので、無視!無視!」
③望まない性別での生活強要
「戸籍は女性なんだからスカートをはきなさい」
④不当な異動、解雇
「このまま男のくせに化粧などするなら異動だぞ!」
⑤アウティング(許可なくSOGIについて他人に公表すること)
「しってる?あの子レズなんだって」