12月8日、生まれつきの難病で多臓器同時移植以外に治療法がないとされている水海道市の神達彩花ちゃん、アメリカのマイアミで移植手術を受けるため、両親らとともに成田空港を出発しました。
先のブログでご紹介したように、父親の神達良司さんがJリーグの鹿島アントラーズのサポーターだった関係から、チームやサポーターを中心に手術費用寄付の協力があり、必要な約1億3000万円が約2週間という短期間で集められました。
地元紙(茨城新聞2005/12/9付け)の報道によると、空港で会見した神達良司さんは「こんなに早く出発できるとは、感謝してもしきれない。彩花は三回しか外に出たことがない。帰ってきたらいろんな所へ行って、皆さんに元気な姿を見せたい」と語りました。
また、募金は当初目標の1億3000万円を大きく超え、12月8現在で、1億9425万円に達しています。事務局では、「また『目標額を上回る募金はどうするのか』という質問が数多く寄せられておりますが、これは彩花の不測の事態や手術後の容態変化などに備え、引き続き当面の間は振込による募金受付は継続させていただきます」とホームページ上で説明しています。
ともかく、一刻も早く彩花ちゃんのドナーが見つかり、手術が成功して元気に戻ってくることを祈りたいと思います。
参考:あやかちゃんを救う会事務局