2月5日、総務省のホームページに「住民基本台帳人口移動報告平成26年結果」が掲載されました。これによると、日立市の平成26年の人口の社会減は、北九州市について全国ワースト2となりました。昨年に次いで2年連続のワースト2位という不名誉な結果です。
すべての市町村の中で、転出超過は北九州市(2483人)、日立市(1590人)、東大阪市(1427人)など1311市町村に上ります。全市町村の76.3%が転出超過となりました。
参考:住民基本台帳人口移動報告・平成26年(2014年)結果
26年の住民基本台帳人口移動報告が公表されたので社会増減を確認してみました。
県南はTX沿線(守谷、つくばみらい、つくば)と常磐線沿線(取手、牛久、阿見)がプラス。一方、土浦と龍ケ崎はマイナス、美浦は減少率が1.16%で最大。河内、利根、稲敷の減少率も大きい。
鹿行は神栖と鹿嶋がプラス。例年の傾向通り。潮来の減少率が大きいのは震災の影響を引きずっているのか?
県央はひたちなかがわずかにプラスで、水戸、東海、那珂がわずかにマイナス。総じておおむね横ばい。
県北はすべてマイナス。特に日立の減少数が突出、減少率も上位。
県西もすべてマイナス。境、五霞、八千代、桜川の減少率が大きい。
市町村名:増減数:増減率
つくばみらい市 969 2.07%
つくば市 721 0.33%
牛久市 332 0.40%
阿見町 328 0.69%
守谷市 285 0.45%
鹿嶋市 101 0.15%
ひたちなか市 74 0.05%
取手市 44 0.04%
神栖市 19 0.02%
水戸市 -14 ▲ 0.01%
那珂市 -23 ▲ 0.04%
笠間市 -32 ▲ 0.04%
東海村 -56 ▲ 0.15%
大洗町 -57 ▲ 0.33%
五霞町 -67 ▲ 0.74%
河内町 -80 ▲ 0.84%
結城市 -86 ▲ 0.17%
城里町 -109 ▲ 0.53%
行方市 -126 ▲ 0.35%
利根町 -144 ▲ 0.85%
茨城町 -147 ▲ 0.44%
高萩市 -150 ▲ 0.50%
大子町 -150 ▲ 0.80%
常陸大宮市 -164 ▲ 0.38%
八千代町 -165 ▲ 0.73%
鉾田市 -167 ▲ 0.35%
潮来市 -190 ▲ 0.64%
美浦村 -190 ▲ 1.16%
下妻市 -191 ▲ 0.44%
かすみがうら市 -205 ▲ 0.48%
境町 -218 ▲ 0.87%
石岡市 -236 ▲ 0.31%
北茨城市 -240 ▲ 0.54%
小美玉市 -266 ▲ 0.51%
古河市 -272 ▲ 0.19%
龍ケ崎市 -272 ▲ 0.34%
常陸太田市 -274 ▲ 0.51%
坂東市 -276 ▲ 0.50%
常総市 -303 ▲ 0.48%
稲敷市 -313 ▲ 0.71%
桜川市 -314 ▲ 0.72%
筑西市 -317 ▲ 0.30%
土浦市 -318 ▲ 0.22%
日立市 -1590 ▲ 0.85%
※Kasuta Hiroshi氏のfacebookより引用