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大腸がん、胃がんなどは予防できる:ホリエンモンを迎えてがん公開講座

管理者 2017年5月21日

堀江貴文さんを囲むセッション
 5月21日、井手よしひろ県議は、茨城県のがん対策を進める参考とするために、つくば国際会議場で開催された「市民公開講座@つくば」に出席しました。主催は筑波記念病院、NPO法人つくばがん臨床試験グループが後援しました。
 公開講座は2部構成で、第1部は「がんを語る」をテーマに3人の医師が講演しました。司会は谷中昭典医師(筑波大学附属病院日立社会連携教育研究センター)。胃がん=鈴木英雄医師(筑波大学附属病院光学医療診療部)、すい臓がん=小田竜也医師(筑波大学医学医療系消化器外科)、大腸がん=越智大介医師(筑波記念病院消化器内科)が、各々専門的な立場からがんの特長や治療法、予防法などを簡潔に説明しました。
 第2部は、ホリエモンこと堀江貴文さんが、「消化器のがんwithホリエモン」と題して特別講演しました。堀江さんはこれまで培ったビジネス手法を用いて2016年、医師や経営者ら異業種のメンバーと「一般社団法人予防医療普及協会」を設立し、ピロリ菌検査や大腸がん検査の普及・啓発などに取り組んでいます。
 この日の講演会では、胃がん、大腸がん、すい臓がんの3つのがんを取り上げて、最新の知見と予防の可能性を語り合いました。このブログでは、大腸がんに関する話題を取りまとめていました。


堀江貴文さんの講演
がんの死亡数で一番多いのが「大腸がん」、毎年約5万人が命を落とす
 堀江貴文氏は、「ぼくの祖父は96歳で亡くなったんです。うちは長寿家系で。祖父は何年か前に大腸がんにかかっていて、さらにその十数年前には膀胱がんも患っていました。大腸がんについては、定期検診で便潜血検査が“陽性”だったにもかかわらず、どうやらずっと放置していたらしいんです。すぐに治療をすればよかったのにと思います」と語りました。
 大腸がん検診が、国の施策として推奨されはじめたのが、1994年ごろ。当時から「便潜血検査」が主流でした。便潜血検査というのは、あらかじめ便を採取して持参、郵送などしてもらい、検査をして、便のなかに血液が含まれているかどうかを調べる方法です。
 この便潜血検査が陽性であれば、次に「大腸内視鏡検査」をすることが望まれます。便に血液が含まれているということは、大腸に「前がん病変」の「ポリープ」や早期大腸がんが見つかる可能性が高いのです。 もし、その時点でがんやポリープが見つからなければ、その後、10年ほどは大腸がんになる可能性が低いといわれています。ポリープや前がん病変、がんが見つかった場合も、早めに治療をすることが大切です。

 がん予防対策には、「一次予防」と「二次予防」という段階があるのです。「一次予防」とは、がんにならないようにすること。たとえば禁煙する、アルコールを控える、運動をする、というようにがんができないような対策をとることです。そして、「二次予防」とは、がんで死なないようにすること。検診を受けて、早期発見・早期治療をすることです。たいていのがん検診は、この「二次予防」の範疇になります。“早期がんを見つける検診”なんです。
 胃がんにならないようにピロリ菌を除菌するとか、肝臓がんのリスクを避けるために肝炎のワクチンを接種するといったことは「一次予防」です。
 一方、大腸がんの場合は、検診で一次予防ができるのです。たとえば便潜血検査によって陽性の診断が出たら、ただちに内視鏡検査をおこなう。がんではなくポリープが見つかった場合、ここで除去しておけば、そのポリープから発生するがんを予防できるのです。大腸がん検診は、がんになる人自体を減らすことができる。専門家からすれば、予防しやすい“勝ち目のある”がんなのです。
 アメリカでは、国の制度で50歳を過ぎたら誰でも1回は大腸内視鏡検査を無料で受けられるようになっています。この政策のおかげで米国は大腸がん患者がすごく減りました。50歳以上の大腸がんの罹患率が2000年以降、約32%減少しており、大腸がんによる死亡数も約34%減少しています。
 大腸がんの検診率は日本では、40歳以上の2割から3割ぐらい、全国レベルでも受診率は4割程度です。さらに問題なのは、便潜血検査で陽性が出たのに、内視鏡検査を受けないまま放置する人が多いのです。
 堀江さんは「前から不思議だと思っているんですけど、大腸がんになるのが怖いからって、サプリメントや食物繊維を摂るくせに、内視鏡検査には行こうとしない人が意外といるんですよね。やはり、検査は痛くて苦しいのじゃないか、何か恥ずかしい思いをするのではないかというイメージがあるから億劫に感じる人がまだまだ多いのではないでしょうか」と指摘しました。
 現在、検査は痛みナシ、下剤もまずくない、眠っている間に終わる方法もあります。下剤も昔と比べたら格段によくなってきました。昔は4リットルも飲まなければならなかったのが、2リットルになり、最近は1リットル飲めばよい薬もできました。少し前に発売になった「ピコプレップ(経口腸管洗浄剤)」なら、コップ2杯分の薬と水で大腸内がキレイにできます。
 ポリープを切除するときにも痛みはありません。 ポリープを取っている動画を見てしまうと緊張するので鎮静剤を打って、寝ている間に検査・治療を終えることもできます。

 大腸がんで亡くなる人が日本一多い県は青森でした。二番目は秋田で、三番目は島根。逆に、少ない県は福井県、徳島県、宮崎県です。
 なぜ青森、秋田なのか、どんな相関関係があるのか?実は、県の50歳以上の人口あたりの内視鏡専門医の数と逆相関関係があると見られていまさす。つまり、内視鏡専門医の多い地域は、大腸がん罹患率が少ない。内視鏡専門医が多ければ、検診でポリープや早期がんを見つけられる機会が増える。したがって、がんになる前に発見・治療できる確率が高くなり、大腸がんで命を落とす人も少なくなるのではないかと考えられます。

 実際、便潜血検査で陽性になったとして、大腸内視鏡検査を受けようと思ったら、どれくらい費用がかかるんでしょうか。便潜血検査だけなら数千円程度で、自治体によっては無料で受けられます。
 大腸内視鏡検査は、ポリープが見つかった瞬間に保険診療に切り替えられます。治療は3割負担で済みます。保険がきかない場合だと、切除するには5万円以上かかるのですが、保険診療ならだいぶ安くなりますからポリープの状況などにもよりますが1~3万円程度になります。

(この記事はReadyfor「「毎年うんち」を習慣化。忘れず検査をして大腸がんを予防しよう」をもとに構成しました。https://readyfor.jp/projects/pupupu/announcements/56169)

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井手よしひろです。 茨城県の県政情報、 地元のローカルな話題を 発信しています。 6期24年にわたり 茨城県議会議員を務めました。
一般社団法人地方創生戦略研究所
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master@y-ide.com

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