
JR市川駅北口を出てすぐ、徒歩1分という抜群のロケーションに誕生した「ホテルR9プレミアム市川駅前」。このたび、ホテルを運営する株式会社デベロップの岡村社長とのご縁から、このホテルに実際に宿泊しました。
まず印象的だったのは、「都市型ホテル」としての快適性と機能性の高さです。鉄筋コンクリート7階建て、全46室の館内は、スタイリッシュで温かみのある内装に統一されており、シモンズ製のベッドや加湿空気清浄機、電子レンジ、VOD付きスマートテレビなど、暮らすように滞在できる設備が整っています。

私が泊まったのはシンプルな部屋でしたが、風呂が湯船がついたフルスペックの風呂でした。ビジネスユースとしては、本当にありがたい仕様です。
駅前という便利な立地でありながら、客室内は非常に静かで、落ち着いた時間を過ごすことができました。
客室タイプも多様で、ビジネス利用に最適なシングルルームから、最上階にある広さ約86㎡のスイートルーム、バリアフリー対応のハンディキャップルームまで用意されています。特にスイートルームはジャグジー付きの浴室や広々としたバルコニーを備えており、家族旅行や特別な日の滞在にも適した設計です。
1階には、アジアンテイストのレストラン「CAL-VIET CINTAS365」が併設されており、ベトナム料理を中心とした創作メニューが楽しめます。朝食付きプランでは、バインミーやアジア風のお粥など、ひと味違った朝のひとときが過ごせるのも魅力のひとつです。

デベロップ社といえば、全国各地に展開している「HOTEL R9 The Yard」シリーズで有名です。こちらはコンテナ型の客室を活用し、災害時には移設・提供可能な「レスキューホテル」としての機能を持っています。今回、宿泊した「ホテルR9プレミアム市川駅前」は、都市型・常設型のホテルです。同じ運営会社が平時・有事の両方に対応する多様な宿泊施設を展開していることは、宿泊業界の新しい可能性を感じさせてくれます。
市川という首都圏近郊の都市において、利便性と快適性を両立したこのホテルは、観光やビジネスの拠点として、また長期滞在にもふさわしい空間です。滞在そのものが「新しいホテルのかたち」を考えるきっかけとなる──そんな発見に満ちた一夜でした。今後のデベロップ社の取り組みにも、引き続き注目していきたいと思います。