日立市・十王町の第8回合併協議会
議員の任期や定数、支所の扱い、国保の保険料などを協議/十王の上下水道料金は大幅値下げに
日立市と十王町の第8回法定合併協議会が10月30日、日立市内で開かれ、議員の定数や任期、定数や現十王町役場を支所として残し、住民窓口、保健福祉、市民相談の業務を行うことなどが確認されました。
また、日立市の1.7倍も高かった十王町の水道料金について、2005年度から日立市の水準に統一することも確認されました。
日立市と十王町の合併協議は順調に進められ、全体的には地域住民にメリットの多い形で進んでいます。
第8回の協議で確認された主な内容は以下の通りです。
●議員の定数及び任期
合併後も十王町の議員は、平成19年4月30日まで日立市議会議員として在任する。合併後19年4月の統一地方選挙までは市議会議員の定数が32人から46人となる。したがって報酬や手当も日立議会議員と同等となる。
●地方税の取り扱い
地方税の取り扱いは、日立市の制度に統一する。個人市民税、法人市民税は平成17年度から統一する。
十王町の個人均等割が年額2000円から2500円に引き上げとなる。法人均等割も2割程度引き上げになる。資本金1億円未満の法人の法人税割りは、14.7%から12.3%に引き下げになる。
●十王町役場の取り扱い
十王町役場は、その行政区域を所管する支所とする。
十王支所では、住民窓口業務、保健福祉業務・市民相談業務をおこなう。
●国民健康保険の取り扱いについて
国民健康保険税については、平成17年度から日立市の制度に統一する。保険料については、17年度は現行通り、18年後19年度段階的に調整し、20年度から統一する。
葬祭費は合併日から日立市の制度(十王町は3万円、合併後は5万円)を適用する。
十王町の被保険者にとっては、所得や資産がある場合は保険料が安くなる場合があるが、所得が低い場合、1世帯当たり年1600円、家族一人当たり年1200円引き上げられることになる。
●介護保険の取り扱いについて
介護保険は日立市の制度に統一する。保険料は平成17年度現行とし、18年度から統一する。
十王町の介護保険保険料の基準額は年31,560円、平成18年度から年32,300円となる。
●水道の取り扱い
十王町の水道料金は及び水道加入金は、平成17年度から日立市の制度に統一する。
1ヶ月40m3の使用で試算すると、十王町で現在9055円かかる水道料が5733円と、大幅に減額される。
●下水道の取り扱い
十王町の下水道料金は及び水道加入金は、平成17年度から日立市の制度に統一する。
1ヶ月40m3の使用で試算すると、十王町で現在6940円かかる下水道料が6016円と、大幅に減額される。
参考:日立市十王町合併協議会のHP:リンク切れ
後援会挨拶回り →鴨志田家告別式に参列 →後援会挨拶回り(走行距離64km)
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