3 thoughts on “自立支援法:利用者負担はこう変わる

  1. 乾 様
    続きです。 
    翻って、日本の社会保障制度が目指す、姿はこうした理想像とはなっていません。
    いわゆる社会のセーフティネットとしてのサービスです。必要最低限のサービスを出来るだけ安価な対価で提供しようとするものであると理解しています。そしてそれは、様々な障害に共通するサービス体系を持たなくてはならないと思います。負担は、一定限度を設けた応益負担にならざるを得ません。(むしろ正確には社会保障の枠組みというより保険に近い枠組みかもしれません)
    したがって、私たちは、そのセーフティネットの充実、具体的には負担の上限などにこだわるのです。
    国や県の負担を義務化し、3つの生涯を一体的に支援する「自立支援法」について、「政治活動の中の最大の汚点」とは全く思っていません。
    財源の議論なくしての福祉の議論は空論にすぎません。

  2. 乾 光男 様
    コメントありがとうございます。
    乾様は、この法案の基本的欠陥とご指摘ですが、これは社会保障に関する基本的な考え方の相違です。
    「障害が重ければ重いほど、働く場所は少なくなってゆき、収入はより少なく成ってゆくことは理解してもらえますね」まさにおっしゃるとおりですが、こうした障害者に対して、必要とする福祉サービスを全て提供しようとすると、スウェーデンやデンマークなどの北欧型の福祉体型に移行する必要があります。人口が1000万程度で、所得に対して約半分の所得税、25%の付加価値税(消費税)こうした高い負担を国民がよしとした福祉体制のもと、築かれた方式です。
    私も、大変魅力ある福祉制度であると思います。理想像には違いありません。

  3. 井出議員にお伝えします。
    失礼ですが、この法案の基本的欠陥を理解されていないのではないのですか?
    障害の程度が重ければ重いほど、憲法で保障されている健康で文化的な生活をすれために必要とされるサポートの必要量は増えてゆきます。
    一方、障害が重ければ重いほど、働く場所は少なくなってゆき、収入はより少なく成ってゆくことは理解してもらえますね。
    そうであるにもかかわらず、受けたサポート量の10パーセントを一律に本人が負担すれば、収入の少ない重度の人程負担が増えるのは明らかです。
    基本線で間違っているこの法案はいくら取りつくろっても、ボロ隠しは出来ません。
    こんな欠陥法案を賛成したことは貴方の政治活動の中の最大の汚点に成ります。        以上 

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