記録的な大雪に見舞われている東北や北陸の自治体やNPO法人などが、除雪ボランティアを募集しています。除雪時に屋根から落下するなどして、今シーズンだけでも60人以上の犠牲者が出ています。
豪雪地帯は、高齢者の多い地域でもあることから、地域上げての除雪作業も、すでに限界に達しており、少しでも人手がほしいのが現状です。
除雪ボランティアは、玄関周りの雪かきや屋根から落ちた雪の片づけなどが作業を行います。屋根の雪下ろしは危険が伴うため行いません。
新潟県は「雪ほりボランティア スコップ2006」を募集しています。年末から十日町市や長岡市などに派遣しています。県に登録したボランティアに、人手が必要な自治体が出動日などを連絡することになっています。
長野県では、「長野県除雪ボランティアセンター」を設置し、ボランティアの募集を受け付けています。
NPO法人「JEN(ジェン)」は、十日町市内の除雪を手伝うボランティアを募っています。一昨年の中越地震を機に始め、今年は初回が1月20~22日の2泊3日。2月19日までの毎週末を予定しています。
福島県奥会津地方で除雪ボランティアを続けているNPO法人「ハートネットふくしま」も2月3日から2泊3日の日程で参加者を受け付けています。
除雪ボランティアのホームページ