6月19日、井手よしひろ県議ら県議会情報委員会の一行は、香川県庁を訪れ議会の情報公開や議会広報の取組みについて、聞き取り調査を行うとともに意見交換を行いました。
香川県は、人口100万人、県議定数は45名となっています。
香川県では、平成13年から平成18年度にかけて53件の情報公開請求(開示請求)がありました。(茨城県は同期間で25件)内、一件は一部を不開示としたことに対して異議申し立てが行われました。開示請求の内容は、海外視察に関する文書、政務調査費に関する資料、議会公用車の運用に関する資料などとなっています。
井手県議は、以下の3点につき香川県議会の対応を質問しました。
○政府調査費の情報公開
○外部委託による議会広報紙の全戸配布
○インターネットによる常任委員会の議事録検索
政務調査費の情報公開については、香川県議会では、収支報告書の他に事業の概要報告書と添付された領収書についても情報公開の対象となっているということです。
●インターネットによる常任委員会の議事録検索
香川県では常任委員会の議事録を、インターネットで公開していません。執行部との生の議論が交わされる委員会の議事録公開は是非必要です。(茨城県は当初より公開しています)
●外部委託による議会広報紙の全戸配布
茨城県の場合は、新聞各紙に折り込みの形で議会広報紙を配布しています。しかし、この方式は新聞を定期購読していない家庭には、議会広報紙が配布されないことになります。香川県では、新聞の配達店に委託をして、全世帯に新聞とは別に直接、配達しています。一件あたり40円程度かかるということです。
●政務調査費の情報公開
茨城県と同じように収支報告書の提出のみが義務。ただし、一部会派が具体的な調査内容の概要を提出し、事務局が受け取っているとのこと。また、その会派の内一部の議員が領収書を添付しているとのことです。
事務局が受領した報告書、領収証は情報公開の対象となっています。
おはようございます。毎日楽しみに拝読させていただいております。この度の3点の(政務調査費・・、外部委託・・、インターネット・・)質問事項の詳細を教えていただけないでしょうか。お忙しいところ恐縮ですがよろしくお願い申し上げます。桜川市在住、堀 庄三