日立市久慈町を流れる瀬上川の浸水対策として、排水路の整備と貯水槽、ポンプ施設の工事が進んでいます。
現状では、瀬上川の水位が上がると、流入する雨水の排水路の吐口が閉まってしまうため、排水路に雨水がたまり、浸水被害が起こってしまいます。
そこで、瀬上川の水位が上がった際は、貯水槽に一度雨水をため、そこからポンプを使って瀬上川に強制的に排出する仕組みを整備することになりました。同時に、配水管の容量が小さかったために、大口径の排水路に改修する工事も行われています。
この工事が完成すれば、5年に一度程度の大雨でも浸水の被害が防げるようになります。