7月26日、公明党茨城県本部は、ひたちなか市・筑西市・坂東市・古河市で、比例区候補を迎え参院選街頭演説会を開催しました。投票日まで3日と迫ったこの日、街頭演説には歌手の山本リンダさんが駆けつけ、公明党支援の熱弁をふるいました。以下、石井啓一県本部代表と山本リンダさんの挨拶の一部を掲載します。
与野党逆転を許せば“失われた10年”に逆戻り:石井啓一県代表
選挙目当て、財源にお構いなしのバラマキ政治が民主党政治の本質です。
いざという時には、民主党は全て反対に回りました。児童手当の拡充にも、食育基本法にも、育児休業給付の引き上げにも最後まで反対したのは民主党です。
特に、児童手当では、4回の法改正のすべてに反対しておきながら、参院選のマニフェストには「子ども手当」を掲げ、月2万6000円を支給すると言い出しました。「財源は何か」と聞けば、まったく具体的に説明できません。
民主党や小沢一郎代表は、「生活が第一」などと言っていますが、その本質は、「選挙第一」「政局第一」です。そんな民主党にもし、政権を任せたら一体どうなるでしょうか。
回復してきた日本の景気経済は、都市から地方へ、大企業から中小企業へ、企業から家計へ、という三つの波を起こしていく正念場の時です。少子化対策も、団塊の世代が大量退職する今後5年間が重要です。
そんな大事な時に、民主党に政権を任せたら、景気は腰折れし、少子化対策も進まなくなります。そうなれば、ここまで立ち直ってきた日本は元の木阿弥、“失われた10年”に逆戻りし、これまでの苦労がすべて台無しになってしまいます。
断じてそんなことを許してはなりません。公明党は、残る3日間全力で戦い、劣勢を大逆転してまいります。
実績第一の公明党に真心の支援を:山本リンダさん
公明党は皆さまの真心に支えられている党です。その真心に、議員一人ひとりが「いい仕事をし、いい政策を実現し、日本の政治をより良い政治に変えてお応えしよう」と、熱い思いに燃える集団が公明党です。日本の政治に“生活者の視点”を、“人間の良識・良心”を、“人間性”を吹き込んできたのが公明党です。水俣病やイタイイタイ病など、環境問題に真っ先に取り組んだのも公明党です。
選挙になると、各党がいろいろな公約を発表します。公明党はマニフェストに掲げたことは必ず達成する党です。公明党のマニフェスト進捗率は何と98%。それに対し、児童手当に反対しながら「子ども手当」を掲げ、「高速道路を無料化します」などと言う民主党は、マニフェスト達成率ゼロ。こんな民主党が政権を担当したら、日本の政治・経済、教育は大混乱します。
民主党の“不祥事”体質が全く改まりません。2005年9月の衆院選後だけでも、覚せい剤取締法違反による衆院議員とその秘書2人の逮捕、弁護士法違反による衆院議員の逮捕、女性への傷害容疑による参院議員の書類送検など、民主党の“不祥事”は後を絶たない状況です。
こんな民主党は、世間で「6―5―50―30」と呼ばれています。つまり「この6年間に5人で党首をタライ回しし、約50件もの不祥事を引き起こし、30人もの逮捕者が出ている政党」という意味です。民主党は、これらすべてを含め参院選で「国民の審判」を受ける必要があります。
今回の参院選では、まじめに働く庶民の味方、実績第一の公明党が大変厳しい状況です。皆さまの真心のご支援をよろしくお願いいたします。