国の第2次補正予算関連法案の成立に伴い、3月28日から地方の高速道路の土日祝日1000円均一(通常料金が2000円未満の区間は5割引)など大幅な料金割引が実施されることになりました。
政府はこれに合わせて、3月12日から経済対策の一環として自動料金収受システム(ETC)の新規購入者に対し、100万台分(約50億円)の助成を実施することにまりました。
1台当たり4輪車は5250円、2輪車は15750円で、2005~07年度に実施された助成と同額になります。取り付け費用などを含めたETCの市場価格は4輪車の場合、1万5千円から2万円程度で、購入者の自己負担は大幅に軽減されることになります。
助成の財源は、2013年度までに解散する国土交通省所管の財団法人「高速道路交流推進財団」の保有資産を活用し、国の一般財源や国債などは使いません。高速道路利用者への利益還元の性格が強い政策です。
1月末現在の全国のETC搭載車は約2260万台で全体の約3割です。国は、ETC搭載車に限定される高速道路料金引き下げに便乗することで、搭載率アップを図りたい考えです。
高速道路交流推進財団「ETC車載器新規導入助成」
【助成内容】
4輪車:5,250円割引
2輪車:15,750円割引
【実施期間】
2009年3月12日(木)~3月31日(火)
4月以降も引き続き実施の方向です。
【助成の要件】
◎新規のETCを「助成取扱店」で購入またはリース契約したもの
◎「2年以上の期間」、「2回以上のお支払い回数」の両条件を満たした、分割払いまたはリース契約で支払うこと(24回払い以上の分割払いや契約時と2年目の2回払いなどを取扱店が設定)
◎申し込み時にアンケートに協力できるもの
4輪車:5,250円割引
2輪車:15,750円割引
【実施期間】
2009年3月12日(木)~3月31日(火)
4月以降も引き続き実施の方向です。
【助成の要件】
◎新規のETCを「助成取扱店」で購入またはリース契約したもの
◎「2年以上の期間」、「2回以上のお支払い回数」の両条件を満たした、分割払いまたはリース契約で支払うこと(24回払い以上の分割払いや契約時と2年目の2回払いなどを取扱店が設定)
◎申し込み時にアンケートに協力できるもの
「2年以上の期間」かつ「2回以上のお支払い回数」の両条件を満たすことが助成の要件となっていますが、例えばオートバックスは、契約時に購入価格から助成金分(5150円)と2回目の支払い分(100円)を引いて、現金またはクレジットなどで清算し、2年後に残金100円をコンビニ決済に清算するというシステムを採用しています。助成取扱店に相談すれば、気軽に取り付けられます。

