6月9日、公明党の山口那津男代表は、日立市で行われた時局講演会に石井啓一衆院議員(党県代表)、長沢ひろあき政務調査会副会長(参院選予定候補=比例区)とともに出席し、参院選勝利へ力強い支援を呼び掛けました。
山口代表は8日に発足した菅政権について、“表紙”は替わったが中身は何も変わっていないと指摘。鳩山由紀夫前首相らの「政治とカネ」の問題に言及し、「クリーンな民主党を標榜するのであれば、政治家の監督責任を強化する、公明党提案の政治資金規正法の改正案を丸のみするべきだ。できないならば菅首相はニセモノだ」と力説しました。
また、公明党の3000人超の議員ネットワークについて「日本の未来を切り開く独自の力だ」と強調しました。
石井県代表は、菅新内閣で国家戦略相に就任した荒井聰・衆院議員の政治団体「荒井さとし政治活動後援会」が、2002年11月からの約7年間、東京都府中市のマンションの知人宅を「主たる事務所」として総務省に届けていたことを紹介し、民主党の政治とカネにまつわる問題は全く正されていないと厳しく指摘しました。
長沢氏は、現在の民主党政権を国民生活と全くかけ離れた政権運営を行っていると批判。「暮らしに政治を引き戻す先頭に立って闘う」と決意を述べました。
(写真上、公明党への支持を訴える左から井手よしひろ県議、山口党代表、長沢政調副会長、石井県代表:写真下、長沢政調副会長を中心に高崎進県議と井手県議)