2月10日、井手よしひろ県議は、福島県鮫川村に、環境省が建設中の指定廃棄物焼却施設を、現地確認しました。
この日は、工事は行われておらず、施設の入り口は頑丈な鉄の門で閉鎖されていました。空間線量を示す電光掲示板は、1時間当たり0.11マイクロシーベルトを示していました。
この焼却施設は、北茨城市小川地区と1キロ余りしか離れていません。環境省は2月9日、北茨城市小川地区の住民を対象に説明会を開きましたが、住民から反対や不安の声が上がりました。
環境省の計画では、鮫川村で出た放射性セシウム1キロあたり8000ベクレルをこえる、牛ふん堆肥8トンや、堆肥原料の落ち葉20トンをはじめ、8000ベクレル以下の稲わらや牧草など計600トンを、焼却処分します。