3月21日、水戸地方気象台は「水戸市でサクラが開花した」と発表しました。
3月21日の開花は気象台が昭和28年に統計を取り始めてから2番目に早い開花となりました。
水戸地方気象台で桜の開花をみる標準木は、水戸市三の丸の旧茨城県庁の敷地にあるソメイヨシノです。午前10時ごろ、気象台の担当者3人が訪れて、10輪以上の花が咲いているのを確認し、気象台は「水戸市でサクラが開花した」と発表しました。
水戸市の桜の開花は平年より12日早く、気象台が昭和28年に統計を取り始めて以降では、平成14年の3月20日に次いで2番目に早い記録となりました。
気象台では、3月に入って寒気の南下が弱まり、気温が高い日が続いたため、開花が一気に早まったのではないかと見ています。
21日の水戸市は、朝から青空が広がり、三の丸の桜並木はほとんどの枝のつぼみが大きくふくらんでいました。
三の丸庁舎周辺には約70本の桜並木があります。桜の満開時期の金・土・日曜日の3日間は、三の丸庁舎前のお堀の桜のライトアップと夜桜コンサートや甘酒茶屋が設置されます。
桜は開花から1週間ほどで満開になる見込みです。