1月11日、常陸太田市の観光名所の竜神大吊橋で、新成人9人がバンジージャンプに挑戦しました。
竜神大橋で3月1日より常設のバンジージャンプを運営する“バンジージャパン”社では、プレイベントとして地元の新成人9人を招待して初めて開きました。
新成人はスタッフからジャンプの仕方や注意点を教わったあと、つり橋の中央部分に設置されたジャンプ台に移動。安全装置を取り付けたあと、「バンジー!」という合図とともに両手を広げておよそ100メートル下のダムに向かって飛び降りていきました。
高さ最大100メートルとなる竜神大吊橋バンジージャンプは、シーズン常設開催サイトとしては日本最大級となります。竜の形をした湖上に架かる、歩行者専用の橋として本州一である竜神大吊橋は全長375メートル。それだけで存在感あふれる景観をつくりだし、毎年30万人以上の観光客を魅了している大人気スポットです。四季折々姿を変える圧巻の絶景を臨み、湖面に向かってジャンプします。何十回と飛んでいるバンジーファンの方や、高い場所を得意とするバンジーのスタッフでさえ「想像以上のスリル」と口を揃えてコメント。竜神大吊橋バンジージャンプではウインチ方式を採用します。元来バンジージャンプではジャンプしたあとは下に降りますが、ここでは電動ウインチによって、橋の上に引き上げられます。ジャンプ後はすぐに上に戻り、皆で感動を分かち合えます。
度胸付け、さらなる飛躍へ―。常陸太田市の竜神大吊橋で11日、地元の新成人が高さ日本一となる約100メートルバンジージャンプに挑戦した。
バンジージャンプは、オセアニア南西部のペンテコスト島に伝わる成人の儀式が原点。この日は、12日の成人式典を前に、同市内の新成人の男女9人が参加した。
専門学校生の菊池隼人さん(20)はスーツにネクタイ、革靴でジャンプ台へ。寒さと緊張で顔をこわばらせていたが、眼下のダム湖に向かってジャンプし、「飛べたという達成感がすごくある。今後はいろんなことに挑戦できそう」と話した。
また、ただ一人の女性参加者で大学生の伊藤凪紗さん(20)は「大人への第一歩を踏み出す度胸が付いた。これからも素敵な女性になる努力をしたい」と笑顔で話した。
竜神大吊橋のバンジージャンプは民間会社が運営し、3月1日から営業を始める。
(茨城新聞2014/11/12)